農作物病害虫データベース

黒条萎縮病(普通作物/イネ)

黒条萎縮病

被害と診断

生育初期に発病すると著しく萎縮し、葉色がやや濃くなる。生育後期の発病では、穂が出すくみ、稔実不良となる。良く観察すると、発病株の葉裏や葉鞘には葉脈がわずかに隆起した褐色~黒色の条が現れる。茎を株元から抜き取り葉鞘を剥ぐと、梓の表面に灰白~黒褐色の水腫状の隆起がある。これらの病徴で黒条萎縮病と診断できる。被害は畦畔付近の株で発生しやすい。

発生生態

黒条萎縮病の病原体はウイルスで主にヒメトビウンカによって媒介される。虫体内潜伏期間は1~ 3週間。永続伝搬するが経卵伝染はしない。本ウイルスはオオムギ、コムギ、 トウモロコシ等にも感染し、罹病麦類がウイルス獲得源にもなる。

防除方法

1.病原ウイルスに有効な薬剤はなく、媒介虫であるヒメトビウンカの密度抑制と感染阻止が重要である。2.ウンカ類に効果の高い苗箱施薬剤を施用する。本田での防除時期は6月中下旬。

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