根頭がんしゅ病(花/バラ)

病徴と診断
根や地ぎわの茎が侵され、淡褐色~黒褐色のこぶができる。こぶが肥大するとともに生育が悪くなり、葉は黄化して落葉する。着花も悪くなり、ひどいときは株が枯死する。
発病条件
細菌による病害である。病原細菌は被害組織内で越冬し、土壌中に生存していて根や茎の傷日から侵入する。生育適温は25~ 30℃ で、土壌湿度が高かったり、排水が不良であると発生が多くなる。
防除方法
1.植えつけ前に必要があれば蒸気消毒を行う。
2.無病苗を選んで植えつける。病株は抜き取り、処分する。