農作物病害虫データベース

クサカゲロウ(天敵)

クサカゲロウ

病徴と診断

電灯の笠や天丼に糸で吊った卵を産むことがあり、これを「うどんげの花Jといい、3,000年に1度開花するという想像の植物「優曇華」の花になぞらえ吉、凶兆の印ともされている。
成虫は全体が淡い緑色で、透けた緑色の翅を持ち、いかにも弱々しい感じである。日は独特の輝きを持ち外国でも「みどりの目」の愛称で呼ばれている。こんな外観や名称に反し幼虫は肉食貪欲で、特にアブラムシを好んで攻撃するので「アブラムシ狩人」とも言われている。ヨーロッパではすでに生物農薬として利用されている。
近縁のヒメカゲロウ類とともに幼虫時代はアブラムシ類、キジラミ類、コナジラミ類、カイガラムシ類やハダニ類などの月ヽ動物を餌にするが、特にアブラムシ類を好む。クサカゲロウの幼虫は1日当たり170頭のアブラムシを食べるともいわれている。産卵は通常アプラムシ類の発生している植物に産まれる。しかし、成虫は光に引き寄せられる習性があるので、人家に飛来し電灯の笠や天丼などに産卵し「うどんげの花」が誕生する。
年間の発生回数は明らかでないが、餌の豊富な春から初夏にかけて多い。殺虫剤には弱いので、通常の防除がされている栽培園では少ない。

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