農作物病害虫データベース

コマユバチ類(天敵)

コマユバチ類

病徴と診断

この仲間はコガネコバチ科に属し、昆虫の卵や蛹に寄生するものもある。蛹になる時に小さなまゆを作るので俗にコマユバチの名がある。多くの昆虫類に寄生するがりん翅目の幼虫に寄生するものが多い。とくにキャベツやハクサイなどの害虫であるアオムシ(モンシロチョウの幼虫)に寄生するアオムシコマユバチは一般的で、キャベツやハクサイは家庭菜国でもよく作られるので見かける機会の多い種である。
アオムシヨユマパチはアオムシの体内に産卵する。幼虫はアオムシが終齢になるまで殺すことなく体の中で生育する。そして、蛹になる少し前になると一斉にアオムシの体表を破って脱出し、淡い黄色のまゆを作って蛹になる。成虫の体長は3 mm、黒色で艶がある。寄生率はアオムシの世代によって異なるが、長野県では夏には100%近い高率になり、モンシロチョウが夏に少なくなる原因にもなっている。アオムシの他にスジグロチョウやモンキチョウ、アグハチョウの幼虫にも寄生する。この他、ヒメシロモンドクガ、マツケムシなどに寄生する種もいる。

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