農作物病害虫データベース

なまぐさ黒穂病(普通作物/ムギ類)

なまぐさ黒穂病

俗にシロフスベとよばれ、オオムギ、コムギに発生するが病原菌はそれぞれ異なる。子実を侵し、罹病穂は特有の悪臭を発する。

病徴と診断

オオムギ、コムギのほか裸ムギにも発生する。始め、ほとんど外見上の異状は認められないが、登熟するに従って内外頴がしだいに開いて茶褐色球形の子実を露出する。この子実をつぶすと内部から黒褐色の粉末が現れ、特有の生臭い臭気を放つ。被害株は草丈短く、きは健全なものより早く枯れ白色となる。オオムギ堅黒穂病と似るが、堅黒穂病には悪臭が無い等の点で、なまぐさ黒穂病と区別できる。

発病条件

収穫脱穀の際、子実が破れ黒粉(厚膜胞子)が健全種子に付着して種子伝染する。また病穂の胞子層が自然に破れて土中に落ちたり、被害物が土中に混入している場合に播種すると土壌伝染を起こす。播種期が遅れた場合や、土壌が過湿の場合に多発する。

防除方法

1.種子伝染が主であるから無発生圃場から採種した種子を用い、種子消毒を徹底する。

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