農作物病害虫データベース

黒節病(普通作物/ムギ類)

黒節病

オオムギで数少ない細菌性病害の一つである。コムギにも発生するがオオムギに比較して発生頻度は少ない。
本県での発生は少ないが、突発的に多発した事例がある。

病徴と診断

葉、葉輸、節、枠、穂に発生するが、多くは葉輪や節、穂である。病名のとおり、節が黒くなるのが特徴であるが、出穂期頃からは穂焼け症状を現す。穂焼け症状は穂の片側の亡の先端が山吹色に変色し、次第に下方に広がって頴の基部に及ぶ。この頃になると穂全体に移行し穂は枯れる。発病穂では穂首から葉鞘に暗褐色の条斑が認められる。
節部位では黒褐色に変色し、その部分から上下に条斑がのびる。

発病条件

乾燥種子に病原菌が付着して翌年の第1次伝染源となると推定されている。しかし、多発圃場から採種した種子を播種しても必ずしも発生することはなく、播種後の気象条件等が発生に大きく関与しているものと思われる。

防除方法

種子伝染性病害と考えられているため、発生圃場からの採種は控える。

農業関係試験場について

長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

  • 農業試験場
  • 果樹試験場
  • 野菜花き試験場
  • 畜産試験場
  • 南信農業試験場
  • 水産試験場
  • 病害虫図鑑
  • 研究課題の募集
  • 視察研修の受け入れについて
  • 研究成果
  • スマート農業
Copyright © Nagano Prefecture. All rights reserved.