農作物病害虫データベース

マメシンクイガ(普通作物/ダイズ)

マメシンクイガ

被害と診断

比較的寒冷地に発生が多い。莢内に食入した幼虫は子実の縫合部に沿って溝状に食害する。摂食部の噛跡は細かく、あまり凸凹しない。一旦莢内に食入した幼虫は老熟するまで莢外に脱出しないが、莢室内を移動して2粒以上食害する場合がある。多くの場合子実は食べ尽くされることはなく、「虫食い豆」が産生される。被害莢内には細く鋸屑状で、やや角張った橙黄~橙褐色の虫糞が残される。本種は移動性が低く、連作すると発生が急増する場合がある。
幼虫は乳白色で、老熟すると鮮やかな橙赤色に変わり、体長は10mm前後に達する。シロイチモジマダラメイガに比べ動きが鈍い。

発生生態

1年1回発生で老熟幼虫で越冬する。成虫は8月~ 9月上旬にかけて発生する。成虫は長さ2~ 4 cm以上に達した若い莢の上に好んで産卵する。卵は6~ 10日でふ化する。ふ化幼虫はすぐに、あるいは株内や株間を移動した後、莢内へ食入する。幼虫は3~ 4週間で老熟し、莢の縁付近に半円形の穴をあけて脱出し、地上に降りる。脱出幼虫は地中の浅い所に土粒を綴り合わせてマユを作り、その中で越冬する。

農業関係試験場について

長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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