農作物病害虫データベース

うどんこ病(果樹/リンゴ)

うどんこ病

リンゴ栽培地帯で普通に見られる病害である。「つがる」や「紅玉」、「ジョナゴールドJなどに発生しやすい。

病徴と診断

本病が寄生するのは主として葉と新梢であるが、発生の激しいときは果面や果柄にも寄生する。発芽して間もない葉が、白い粉をまぶしたように見えることがある。これが本病による被害で、白い粉状に見えるのは分生子である。分生子は風によって飛散し、健全な葉に感染する。寄生された葉は病原菌に養分を奪われるため、病斑部周辺の生育が妨げられて、よじれたような形になる。また、葉の病斑部を陽にすかすと、緑色がぬけやや透き通ったように見える。
新梢が寄生を受けると、菌糸が枝にまつわりついて白色のペンキを塗ったようになり生育が悪くなる。花に発生すると花弁は黄色または緑色に変わり奇形となる。
果実が寄生を受けると果面に網目状のサビが生じ、また果柄ではリング状の白い粉が取りまくことがあり、後にサビとなる。

発病条件

芽のりん片内で越冬した病原菌は、発芽とともに活動を開始して、葉芽や花芽を侵して多数の分生子を作る。これが風で飛ばされて次々に伝染を繰り返す。比較的乾燥を好み、雨が少ないとき発生が多い。

防除方法

開花直前と落花期に薬剤を散布する。また、せん定時や生育初期に被害枝をせん除して越冬伝染源を除去する。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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