農作物病害虫データベース

白腐病(果樹/ブドウ)

白腐病

主として果実、果柄、穂柄が侵される。降雹や台風の後などに発生しやすい。欧州系品種とその交雑品種に発生が多い。

病徴と診断

7月頃から収穫期にかけて発病する。はじめ、果柄や穂柄に淡褐色の境界不明瞭な斑点ができ、その後乾燥して枯れる。発病した果柄に着いている果実は、果てい部から淡褐色~灰褐色に軟化腐敗し、最終的には果実全体が腐る。腐敗した果実の表面には灰白色の小さい点々(柄子殻)ができる。その後乾燥してしわを生じ、落下したり、 ミイラ状になって樹上に残ったりする。穂柄で発病した場合は腐ったところからちぎれて落下する。

発病条件

被害果や被害枝、被害つるの病斑上で作られた胞子が伝染源となる。胞子は風や雨滴で果房や枝に運ばれ、摘粒後の傷口や雹害や台風によってできた傷日から感染して発病する。新しくできた病斑にも胞子が形成され、 2次伝染する。

防除方法

園内の風通しをよくするとともに、発病果や枝などを早く除去する。 6月中旬以降に薬剤散布をする。

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