農作物病害虫データベース

褐斑病(果樹/ブドウ)

褐斑病

葉に発生し、 8~ 9月頃に早期落葉を招いて果実品質を低下させる。露地栽培では発生が少ないが、施設栽培の巨峰で多発することがある。

病徴と診断

葉に発生する。はじめ黒褐色で数mmの多角形病斑を形成する。のちに中央に黒色の輪紋を伴う直径5~ 10mmの円形~不整円形の褐色病斑となる。中央部にはすす状の胞子を形成する。病斑が多数形成されると被害葉は黄変して早期落葉する。

発病条件

葉上に形成された胞子が被害落葉や結果母枝、幹の粗皮に付着して越冬し、翌年の1次伝染源となる。
露地では5月頃、降雨によって2次伝染を繰り返し、 8月から9月中旬にかけて発病し、落葉もこの時期に多い。最近では施設栽培の巨峰で発生が多く、露地栽培では少ない。施設栽培では落花後から発生がみられ、作型よってやや異なるが概ね6~ 8月に盛期となる。

防除方法

休眠期に粗皮削りを行う。発芽前に薬剤防除を実施する。薬液で枝幹を洗うように十分量を散布する。また、袋掛け~収穫後にボルドー液を散布する。

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