農作物病害虫データベース

疫病(果樹/ナシ)

疫病

例年発生のある病害ではなく、春期の多雨など条件がそろったときに突如多発することがある。

病徴と診断

病徴は特徴的でり、摘果期頃急に果そう基部から黒変してしおれる。発病した果そうはやがて枯死し、これに接する葉では不整型の黒色の斑点を生じることもある。 2、 3年の若枝では被害部分から先が枯死することが多い。発病は気温の上昇とともに沈静化し、 7月以降発病することはほとんどない。

発病条件

病原菌は普遍的に土壌中に存在するもので、これが雨水とともに跳ね上がり、ナシ樹へ届いて感染する。 4~ 5月に降雨の多い年に発生が多いが、降雨が多くても発病のない年もあり、発病には他の要因も関与している。被害は草生栽培より清耕栽培で多いが、草生栽培では雨後の草刈りにより病原を飛散させ激発することもある。

防除方法

摘果期から6月中が防除時期である。また、発病した果そうは除去し、 2、 3年生枝では発病部から先を除去して園外に持ち出し処分する。

農業関係試験場について

長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

  • 農業試験場
  • 果樹試験場
  • 野菜花き試験場
  • 畜産試験場
  • 南信農業試験場
  • 水産試験場
  • 病害虫図鑑
  • 研究課題の募集
  • 視察研修の受け入れについて
  • 研究成果
  • スマート農業
Copyright © Nagano Prefecture. All rights reserved.