農作物病害虫データベース

えそ斑点病(果樹/ナシ)

えそ斑点病

古くから発生のあったニホンナシにおける代表的な接ぎ木伝染性病害である。病原は未確認である。

病徴と診断

葉にのみ病徴が現れる。 6月頃から果そう葉や、新梢基部の成葉に病徴が現れ、はじめ小さな退緑色の1~ 3 mmのえそ斑点ができる。症状はわずかに斑点が認められる場合から、葉全体に多数出現し黄変して落葉する場合まである。病徴は時間とともに上位葉へ進展するが、若葉に現れることはなく、また高温の盛夏期になると病徴は発現しなくなる。

発病条件

本病は、病徴を現す品種(発症品種)と感染しても無病徴である品種(潜伏性品種)とがあり、発症品種は「二十世紀」、「南水」、「新高」などで、潜伏性品種は「幸水」、「豊水」、「新水」などである。伝染は接ざ木によってのみおこる。

防除方法

検定済みの母樹より穂木は採取して用い、台木は実生のものを用いる。 潜伏性品種における保毒の有無の判定は、ナシ実生より選抜された指標植物HN-39に接ぎ木接種することにより検定する。また、病樹を熱処理(40/30℃ 、昼/夜、3週間)することによって無病個体を作出できる。

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