農作物病害虫データベース

灰星病(果樹/スモモ・プルーン)

灰星病

モモやオウトウなどに発生する灰星病菌と同一の菌によって起こる。
花や枝にも発生するが、成熟果の発病が問題となる。熟果では潜伏期間が短いため、 2次感染を次々に繰り返して多発し、重大な損害を与える。

病徴と診断

花、果実、枝に発病する。花では褐色に腐敗して花腐れとなり、ここから枝枯れを生じることもある。果実では初め小さな淡褐色の斑点が現れ、それが急速に拡大して腐敗する。腐敗部分には灰褐色の胞子を多数形成する。発病果は樹上に残ってミイラ状となる。この状態で、腐敗が果梗から枝に移転して枝枯れを生じることもある。

発病条件

病原菌は前年の被害枝や樹上の被害果で越冬する。越冬部位では春頃胞子が形成され、 1次伝染源となる。胞子は5~ 8月頃まで長期間にわたり形成され、花や果実に飛散して発病させる。
収穫期に近づくと果実は病気に罹りやすくなるので、このころ降雨が多いと多発する。

防除方法

樹上の被害果や被害枝は、翌年の伝染源になるので、剪定時に除去して焼却する。収穫期頃の発病果は見つけ次第除去する。
薬剤による防除は、果実が病気に罹りやすくなる収穫一ヵ月前ぐらいから重点的に実施する。

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