農作物病害虫データベース

モザイク病(野菜/ハクサイ)

モザイク病

品種などによって症状の強さが異なる。また初期に感染したものほど被害も大きい。

病徴と診断

葉の色が濃緑色となり、そこに黄白色の斑入りを生じ、モザイク状になる。モザイク症状はかなりはっきり現れる場合とそうでない場合がある。また葉は萎縮して生育が悪くなる。感染株は寒害を受けやすく、他の病害も発生しやすい。一般に夏から秋にかけて発生が多い。

発病条件

病原ウイルスはカブモザイクウイルス(TuMV)とキュウリモザイクウイルス(CMV)の2種である。えそモザイク病は前者のみ、モザイク病は両者のいずれかの単独かあるいは混合感染によって発病する。わが国ではアプラナ科植物に発生する場合は、カブモザイクウイルスによる場合が多い。両ウイルスともアプラムシによって非永続的に伝搬される。実験的には汁液感染も容易に行われるが、実際には病株の汁液に手を触れた程度では感染しないと考えられている。そのほか、土壌伝染や種子伝染はしない。病原ウイルスは、採種用母株やカブなどの発病株や多年生のアプラナ科植物の根などに残って越冬する。比較的高温で乾燥したときにアプラムシの発生が多くなるため、本病の発生も多くなる。各種の野菜にモザイク病が発生して伝染源が多くなっている地域で発生が多い。

防除方法

1.秋作では早播きすると発生が多くなるので、できるだけは種を遅らせる。
2.伝染源となる植物をできるだけ除去する。
3.発病株は早目に除去する。
4.アブラムシを薬剤散布によって早期に防除する。

農業関係試験場について

長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

  • 農業試験場
  • 果樹試験場
  • 野菜花き試験場
  • 畜産試験場
  • 南信農業試験場
  • 水産試験場
  • 病害虫図鑑
  • 研究課題の募集
  • 視察研修の受け入れについて
  • 研究成果
  • スマート農業
Copyright © Nagano Prefecture. All rights reserved.