農作物病害虫データベース

腐敗病(野菜/レタス)

腐敗病

細菌による病害で病徴から褐斑型と褐色腐敗型の2型に分けられる。長野県では褐斑型が初め南佐久の寒地に発生し、現地ではタール病とかキンキラ病と呼ばれていたが、その後病原菌が明らかにされた。
褐斑型は1種、褐色腐敗型は2種の細菌が関与している。

病徴と診断

結球期以後に発生が多く、結球した葉の外側に暗褐色の病斑ができる。この病斑は光沢があり、外部に病徴が現れたときには内部まで発病していることが多く、発病葉を1枚1枚はいでいくと同じような病斑が現れてくる。ひどくなると株全体が腐敗していくが、軟腐することはなく、悪臭もない。
褐色腐敗型は病原性が弱く、褐斑型とは症状が異なり、暖地のハウス栽培やトンネル栽培などで寒害を受けた後に発生することが多い。

発病条件

病原細菌の発病適温は20~ 25℃ と高いため、8~ 9月に収穫となる高温期作型で発生が多い。また雨が多いと発生しやすいが乾燥が続くと少なくなる。

防除方法

1.被害株はできるだけほ場外へ搬出するのが好ましい。
2.は種後30日目ごろから薬剤防除を実施するが、高温時には薬害のでることがある。銅剤による薬害は炭酸カルシウム水和剤を加用すると軽減できる。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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