農作物病害虫データベース

根腐病(野菜/レタス)

根腐病

病徴と診断

定植後まもなく生育が抑制され、健全株との生育差は定植後2週間程度で明らかになり、重症株は立枯れ、根腐れ症状を示し枯死に至る。軽症株は初期生育が遅れるものの結球期頃まで普通に生育するが、結球は不十分で収穫が不可能となる。発病株は根部ごと引き抜き、それを縦に切断すると導管部が褐変していることから容易に診断できる。

発病条件

病原菌はフザリウム属菌の一種で、典型的な導管病である。
本病が問題になりだしたのは平成7年の夏秋レタスで、南佐久郡川上村及び塩尻市洗馬のレタス栽培ほ場でほぼ同時に発生している。その時は被害面積も少なく、大きな問題にならなかったが、平成8年になって同時期に、特に洗馬地区で多発した。本病は春作で問題になることは少なく、高温期になって定植する作型で発病する。本病の病原菌の寄主範囲は狭く、確認されている作物はレタスとサニーレタスだけである。

防除方法

1.本病菌には3つのレースが存在しており、主に発生しているのはレース1とレース2である。それぞれのレースに対して、抵抗性品種があるので、発生ほ場のレースを確認し、それに対応した品種を作付する。
2.高温期の作付を避ける。
3.本病菌は寄主範囲が狭いので、レタス以外の作物を輪作する。

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