農作物病害虫データベース

葉枯病(野菜/セルリー)

葉枯病

セルリー栽培では最も一般的な病害である。

病徴と診断

主に葉に発生し、淡黄色の斑点を生じ、次第に輪かくのはっきりした暗褐色の病斑となる。下葉から発生し、徐々に新葉へ広がる。古い病斑上には黒い小粒点がみられる。ひどくなると葉は褐色に変わって乾枯する。茎や葉柄部が侵されると、長円形のややへこんだ病斑となる。

発病条件

病原菌は不完全菌類の一種である。病斑上にみられる黒色小粒点は柄子殻で、その中に柄胞子を生じ、飛散、まん延する。病葉上で菌糸あるいは胞子の形で長期間生存して伝染源となる。また菌糸や胞子の形で種皮に寄生するため種子伝染する。本菌の発育適温は22~ 29℃ であり、降雨の多い時期に発生が多い。

防除方法

1.種子伝染のおそれのある種子は3年以上経過したものを使用するか、50℃ の温湯に30分浸漬したのち冷水で冷やしては種する。
2.連作を避け、苗床では換気をはかり、敷わらをするなど管理を良くし、発病した場合は被害葉を除去する。また収穫後には被害茎葉を集めて処分する。
3.効果の高い薬剤はないので、発生しはじめたら手遅れにならないよう早期防除に努める。

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