農作物病害虫データベース

モザイク病(野菜/ダイコン)

モザイク病

病徴と診断

早いものでは発芽後15日ごろから発生がみられるが、普通は発芽後25~ 30日ごろから収穫期にかけて発病する。初め葉脈が透過し、ついで葉にモザイク症状が出てくる。病株は生育が悪く、萎縮し、根の肥大が劣り、重症のときには枯死することもある。生育が進んでから感染した場合では、新しい葉に軽いモザイクが生じ、萎縮も重くない。これらの被害程度は品種によって大差がみられる。

発病条件

ダイコンモザイク病の病原ウイルスはカブモザイクウイルス(TuMV)、キュウリモザイクウイルス(CMV)、カリフラワーモザイクウイルス(CaMV)があり、このうちTuMVによるものが多く、ついでCMVが多い。ウイルスの違いによる病徴の差は明らかでなく、重複感染している場合も多い。特にTuMVとCMVが重複感染すると一般に病徴は激しくなる。病原ウイルスはいずれもダイコン、ハクサイ等のアブラナ科作物を伝染源にして、アブラムシにより非永続的に伝搬される。したがって発生は伝染源となる感染植物の量とアブラムシの発生量に影響を受け、高温乾燥の年に有翅アブラムシの飛来が多いと多発する。

防除方法

1.シルバーストライプマルチでアブラムシを忌避する。
2.耐病性の強い品種を栽培する。
3.発病が早いほど生育、収量に対する影響が大きいので、粒剤等で早期からアブラムシの防除を行う。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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