農作物病害虫データベース

カブラハバチ類(野菜/ダイコン)

カブラハバチ類

アブラナ科野菜の食葉害虫で、カブラハバチ、ニホンカブラハチ、セグロカブラハバチなどがある。古くからナノクロムシとして知られている。

被害と診断

ダイコンや野沢菜などの葉上に、動きの鈍い黒藍色~黒色をした幼虫が寄生して、太い葉脈だけを残して食害する。幼苗では、短い期間に食いつくされて、被害は大きい。幼虫は手で触れたり、葉を動かすと体をまるめてすぐ落下する習性がある。発生時期は春と秋で、秋の被害が多い。幼虫は7対の腹脚があって、ハバチ科の幼虫で3種が混発している。

発生生態

越冬は幼虫で、十分に成長した幼虫が土中に入って土寓(土まゆ)をつくり、その中で行い、春を待つ。 4月下旬ごろから蛹化し、 5月には成虫が出現する。成虫は橙黄色、黒味のすけてみえる翅をもったハバチで、不活発に飛んでいる。産卵は葉の組織の中に1粒ずつ産卵する。ふ化幼虫は、小穴をあけて食害するが、やがて葉の縁から不規則に加害するようになる。老熟すると土中に入って蛹化する。
年間の発生回数は、カブラハバチは5~ 6回、ニホンカブラハバチは2回、セグロカブラハバチは5回以上である。

防除方法

食害により発生を認めたときは、黒ビロード色の幼虫になっているが、薬剤には弱く、防除のしやすい害虫である。他の害虫防除で同時防除されていることが多い。

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