農作物病害虫データベース

青枯病(野菜/トマト)

青枯病

病徴と診断

根及び茎が侵される。初め先端の葉が急にしおれ、2~ 3日の間は晴天時萎ちょうし曇雨天時や夜間には回復する。しかし、 5~ 7日後には株全体が急激に萎ちょうして青枯れ状態となり、最終的に枯死する。病勢の進展は急速で、順次周囲の株に蔓延していく。病勢がやや進んだ株では、細根が褐変、腐敗し地際部付近の茎の維管束が褐変するが、発病初期では明瞭ではない。罹病株の地際部付近の茎を切断し、清水に差し入れると、茎の断面の維管束部から病原細菌が白いすじ状に流れ出すのが観察される。

発病条件

病原菌は細菌であり、土壌伝染する。主に根の傷口から侵入し、根や茎の維管東で増殖し、萎ちょうさせる。地温が20℃ を越えると発病し始め、25~ 30℃ で激しく発病する。従って盛夏に多発する。土壌水分が過剰であると発病を助長するので多潅水、排水不良は多発を招く。

防除方法

1.抵抗性の台木を接ぎ木する。
2.土壌消毒する。消毒後の菌の再汚染を避けるため排水路を整備する。土壌消毒とともに遮根シートを併用すると効果が高まる。
3.ほ場の排水をよくし、多潅水を避ける。
4.発病株は見つけしだい抜き取る。管理作業で使用した刃物でも伝染する恐れがあるので、発生ほ場では、その都度刃物を消毒する。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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