農作物病害虫データベース

萎縮炭疽病(野菜/セルリー)

萎縮炭疽病

病徴と診断

芯葉部に細かいえそ斑点が形成され、被害の激しい場合には外葉や葉柄部にも紡錘形の褐色斑点が生じる。また、葉のカールや葉柄部のねじれ等の奇形を伴う場合もある。
芯葉に発生する特徴的なえそ斑点症状の確認により診断する。さらに、顕微鏡で芯葉の病徴部位を観察すると無色単胞、紡錘形から楕円形の分生子を確認することができる。

発病条件

病原菌は糸状菌の一種であり、種子伝染する。培地上での菌糸生育は10~ 40℃で認められ、生育適温は25~30℃である。このため、盛夏期を経る作型での発生が多い。
発病株の病斑上に形成された分生子が潅水や雨滴により飛散することで、周囲の株へ次々に伝染していく。発病は、育苗期から収穫時まで認められるが、寒冷紗被覆下では、発病株の発見が難しいため収穫時に初めて被害株に気が付く場合が多い。

防除方法

1. 種子伝染するため、50℃の温湯に30分間浸漬する温湯種子消毒を実施する。
2. 育苗期間から収穫まで発病に十分に注意し、発病株はただちに除去する。

防除マニュアル

防除マニュアルはこちらからご覧ください。

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