農作物病害虫データベース

灰色かび病(花/シャクヤク)

灰色かび病

病徴と診断

葉や花が侵される。葉に水浸状の斑点を生じ、のちに拡大して不正形の大型病斑となる。花弁にも初め小斑点が現れ、腐敗する。各病斑部には灰色のかびを生じる。病徴は本病の病原菌と同属の菌によって発生する立枯病の病徴に類似し、区別はむずかしいが、一般に開花後に現れる小斑点や褐色に花が腐敗する症状は本病によることが多く、また葉に発生した場合は両病が併発していることが多いものと考えられる。

発病条件

病原菌は不完全菌類の一種であり、非常に多犯性で数百種の植物に寄生する。本菌は菌核の形で土中で越冬するほか被害残澄や有機物上で腐生的に繁殖して菌糸の形で越冬することもある。翌春、分生胞子を多数形成して飛散し、まん延していくが、一般に健全な組織に侵入する力は弱く、老化した組織、傷日、花弁など抵抗力の弱い部分から侵入して増殖する。葉や茎などではこれらの被害組織が付着した部分から侵入することが多い。多湿条件下で多発する。

防除方法

1.通気や潅水量に注意し、過湿にならないように管理する。
2.感染部や老化部を除去し、処分する。

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