農作物病害虫データベース

内頴褐変病(普通作物/イネ)

内頴褐変病

罹病籾の玄米は不完全米になることが多く、品質低下の原因となる。

病徴と診断

発病は籾のみに現れ、大部分は特異的に内頴のみが褐変する。出穂後3~ 4日日頃から内頴の基部あるいは外頴との境目から淡紫褐色に変り始め、数日後には内頴全体が暗褐色に変色する。ひどいときは外頴を含む籾全体が暗褐色に変ることもあるが、護頴や枝梗が変色することなく、主に籾の半分だけが変色することから診断は容易である。普通1穂に数粒が褐変していることが多い。籾の褐変は登熟がすすむにつれて退色し目立たなくなるが、収穫期まで残る。
罹病籾の玄米は茶米、死米など不完全米になることが多く品質低下の原因となる。

発病条件

病原菌は細菌で、イネや畦畔雑草で腐生生活をしており、出穂開花中の頴内に風雨等によって運ばれてくると考えられている。出穂期の高温と降雨により発生が助長される。また、中間追肥、穂肥を多用すると発生を助長する。

防除方法

1.発生を予測することは困難であるが、薬剤防除は水和剤、または粉剤を出穂期に散布する。

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