農作物病害虫データベース

炭そ病(野菜/インゲン)

炭そ病

病徴と診断

イングン栽培地では普通にみられる病害である。生育の全期間を通じて発生し、さや、葉、茎のいずれも発生するが、多くは生育の後半になって、さやに発生するのが目立つ。さやでは、初め褐色の小病斑を生じ、速やかに拡大して円形となり中心がくぼみ、濃色となり黒色に変わって、周辺は赤紫色になる。多湿のときは鮭肉色の粘質物を生じる。葉では、葉脈のところどころが褐変し、のちにその周囲が侵され、円形ないし多角形の褐色病斑を形成する。茎や葉柄に発病すると凹陥した条斑となり、亀裂を生じ易く、 しばしば葉が枯れる。

発病条件

病原菌は不完全菌に属するかびの一種で、り病組織中で越冬し、汚染種子を播くと早期に発病し、これが感染源となって被害が大きくなる。分生胞子は水滴とともに飛散し、雨が多いと多発しやすい。本菌の生育適温は21~ 23℃ であり、感染して5~ 9日で発病し胞子の形成がみられ、まん延が激しい病害である。

防除方法

1.無病種子を用いる。
2.被害茎葉を処分する。
3.発生の多いほ場では輪作する。
4.薬剤防除は、 5月下旬~ 6月及び8月下旬~ 9月頃に行う。

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