農作物病害虫データベース

立枯病(野菜/エンドウ)

立枯病

同じ圃場にエンドウを作り続けるとだんだん発生が多くなり、そのうちに立枯れがひどくなり栽培できなくなってしまう。連作障害の一種である。一度発生するとなかなか防除の難しい病害である。また発生すると被害が大きいおそろしい病害である。

病徴と診断

エンドウの実がついて、そろそろ収穫がはじまる頃から発病してくることが多い。はじめ株全体が黄化し、周りの株にくらべて黄色っぼく見えてくる。黄色くなりはじめると急速に病勢が進みやがて株全体が枯死する。株を抜いて調べてみると、地際の茎から根にかけて黒く変色しており、茎を切断してみると維管束が褐変している。一つのほ場では島状に固まって発生することが多く、発生面積が年々拡大する。

発病条件

病原菌は土壌中や被害植物上で越冬し、これが翌年の発生源になる。連作すると土壌中の菌密度が年々高まり、発生量が増える。

防除方法

第一に発生が少しでもみえたら連作を中止し、他の作物に転換する。土壌消毒も効果がある。しかし、一たん多発すると根絶は難しいので連作しないことが最も重要である。病原菌は長く土壌中に残るので数年は作れない。

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