農作物病害虫データベース

灰色腐敗病(野菜/タマネギ)

灰色腐敗病

本病は主にりん茎に発生し、畑でも発生するが貯蔵、輸送中にも球茎を腐敗させる。

病徴と診断

ほ場では3~ 4月頃に大葉の2~ 3枚がやや黄色に変わり、やわらかくなりたれ下がる。そして地ぎわ音6から地下部に灰白色の粉状のかびを形成する。被害の著しいものは立枯症状となり、葉は鮭肉色~白色に変わる。貯蔵球での被害は冷蔵中に多く、首部~肩部に黒褐色の菌核をつくり、その菌核や周辺に灰褐色の胞子がビロード状に形成される。

発病条件

本病は不完全菌類に属するかびの一種によって起こる。本菌の発育適温は15~ 20℃ であり、発育限界は5~ 30℃ である。土壌中の腐植上で、 1年以上生存する。収穫のときに乾燥が不十分であると貯蔵中に発生する。

防除方法

1.多発ほ場では、 2~ 3年ネギ類以外の作物を栽培する。
2.栽培面では、多肥栽培をさけ追肥は早めに行い、肥料の遅ぎきをさける。また高うね栽培をする。
3.屑球や腐敗球は早期に完全に処分する。
4.収穫は晴天時に行い、病球は貯蔵しない。
5.5月上旬頃から薬剤散布する。

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