農作物病害虫データベース

疫病(野菜/ジャガイモ)

疫病

疫病はジャガイモ病害の中で被害の最も大きなものの一つである。

病徴と診断

初め地面に近い下葉から発生する。葉では先端や縁に水浸状の暗褐色病斑ができるが、多湿条件下では拡大して暗緑色~灰褐色となる。葉の裏を見ると白い霜状のかびが確認されるのが特徴である。茎では、暗褐色の条斑が現れる。雨の多い多湿な年には煮え湯をかけたようにべとべとに腐敗する。またイモに感染した場合、暗色のややへこんだ病斑を生じ、切ってみると内部が茶褐色に変色している。

発病条件

本病はべん毛菌類に属するかびの一種によって起こる。開花期ごろから曇雨天が続くと発病し始め、急激にまん延する。病イモ内の菌糸が、発芽した幼植物に侵入し、下葉や葉脈に病斑をつくって発病株となる。発病の好適な温度は20℃ 前後で、雨の多い時に多発する。梅雨期が発生しやすい時期である。

防除方法

1.健全な種イモを使用する。
2.開花期以降発病しやすくなるので、着雷期を中心に薬剤を予防的に7~ 10日おきに散布する。
3.窒素肥料の多施用を避ける。

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