農作物病害虫データベース

青枯病(花/キク)

青枯病

病徴と診断

株全体が萎ちょうする。はじめ葉がわずかにしおれるが、のちに急激に萎ちょうし、青枯れ症状を呈する。このような株の茎を切断すると、導管が褐変している。導管の切り口からは乳白色の汁液がにじみでる。また根は腐敗してもろくなる。

発病条件

細菌による病害であり、病原菌は多犯性で、グリア、エゾギクを侵すほか、 トマト、ナス、ジャガイモ、イチゴなどの野菜類をはじめとして28科100種類の植物を侵すことが知られている。本菌の発育最適温度は35~ 37℃ であり、PH6.6~ 6.7程度で最もよく生育する。病原細菌は土壌中に残存し、根の傷口などから侵入して導管内を移動し、増加していく。このため侵されやすい植物を連作すると土壌菌密度が高まる。本病は夏から秋にかけて発病が多い。

防除方法

1.発病地での栽培はできるだけ避け、無病株から株分けして無病苗を植え付ける。
2.連作を避けるとともに、他の植物でも本菌による病気が発生した場合には、その後の栽培は好ましくない。発生地では土壌消毒を行ってから植え付ける。
3.排水を良好にして過湿にならないように管理し、発病株をみつけたらできるだけ早く除き、処分する。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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