農作物病害虫データベース

褐斑病(花/シャクヤク)

褐斑病

病徴と診断

葉に発生する。初め色あせた斑点が現れ、拡大して輪かくが黒紫褐色で中央が淡褐色の輪紋状病斑となる。病斑部の表面には黒色の小粒点がみられる。ひどくなると葉は枯れる。

発病条件

病原菌は不完全菌類に属し、病斑上の黒色小粒点は担子梗の塊である。この先端に分生胞子が形成される。病原菌は被害葉で菌糸の形で越年して、翌年、形成された分生胞子が飛散し、まん延する。7~9月に発生が多い。

防除方法

1.斑葉病に準じる。

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