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レタスの全面マルチ栽培における収穫機械の開発への貢献により日本農作業学会賞を受賞

 レタスの全面マルチ栽培における収穫機械の開発への貢献により、野菜花き試験場 鈴木尚俊部長が2020年度「日本農作業学会 優秀地域貢献賞」を受賞しました。

 

概 要

 1 受賞業績
    「長野県の野菜栽培における機械化作業技術の開発と生産地への普及」

 2 受賞者
    長野県野菜花き試験場 畑作部長 鈴木 尚俊(すずき ひさとし)

 3 受賞の理由
    業績① 機械化が遅れているレタスの全面マルチ栽培における自走式収穫機を開発する
                      など、収穫作業の省力化研究に貢献したこと
    業績② キャベツや白菜の省力的な移植作業など、機械化に適した栽培体系を構築し、
                      実用技術の開発・普及に貢献したこと

 

*全面マルチ栽培:シート状の被覆資材で畑土の全面を覆った栽培。多くの長野県産レタスはこの方法で栽培されます。

 

◆日本農作業学会 優秀地域貢献賞とは
 日本農作業学会は、農作業合理化の研究を進め、その技術普及を図ることを目的として設立され、大学や各種試験研究機関・企業の研究者、農業技術や農村生活改善に携わる普及関係者、農業者などで構成されています。優秀地域貢献賞は、優れた地域貢献を行った会員に贈られる賞で、平成26年(2014年)の賞制度創設以来、本年までに13人と1企業が受賞していますが、長野県関係者の受賞は初めてとなります。

 

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