トピックス

試験場だより 平成30年4月号(499号)

農業試験場

  • 平成29年度農業関係試験研究発表会を開催しました
     3月9日、塩尻市の長野県総合教育センターにおいて、「平成29年度農業関係試験研究発表会」を開催しました。本発表会は、県内5つの農業関係試験場の最新の研究成果や取組を、生産者や県民の皆様に広く紹介し、農業研究への理解を深めて頂くことを目的として年に1度開催しています。今回の開催テーマは「気候変動下における生産安定に向けた試験研究の取組」です。

果樹試験場

  • 新たな研究施設が場内に完成しました
     国の地方創生拠点整備事業の一環として、昨年夏以来、建設を進めてきました『ぶどう環境制御施設』と『高度育種研究ラボ』が3月上旬に完成しました。『ぶどう環境制御施設』は、多様な環境条件を再現できるガラス温室等です。『高度育種研究ラボ』は、果樹試験場と農業試験場の共用の実験棟で、果樹や水稲の品種育成を加速させるための各種機器を備えています。


野菜花き試験場

  • 第5回レタス研究会を開催しました
     野菜花き試験場では、3月2日に第5回レタス研究会を開催しました。レタスの生産・流通、種子の生産・販売、品種開発、試験研究などに携わる県内外の関係者約40名が参加しました。4名の演者から話題提供があり、意見交換しました。現行品種の改良点や今後の育種目標に関して、様々な分野から意見や要望が出されました。
  • 職員の資質向上を目的に研修会を行いました
     野菜花き試験場では、職員の資質向上を目的とした研修会を定期的に開催しています。その一環として3月20日に、平成30年度末で退職する当試験場在職職員2名と元在職職員1名の記念講演会を行いました。  

畜産試験場

  • 農業大学校畜産実科・研究科の卒業式が行われました
     3月7日、畜産試験場に併設されている農業大学校畜産実科2名、研究科3名の卒業式が挙行されました。数日前まで取り組んでいた一年間の専攻研究のとりまとめを無事に終え、笑顔でこの日を迎えることができました。

南信農業試験場

  • 「なし樹体ジョイント接木研修会」が行われました
     なし樹体ジョイント栽培は、南信地域を中心に取り組みが行われている栽培方法です。樹体ジョイント栽培の技術普及を図るため、南信州農業改良普及センター主催の接木研修会が3月13日に開催されました。当場からは研究員が講師として出席しました。


<新コーナー>試験場の研究部紹介

  • 農業試験場 企画経営部
     先月号までは、「知って納得」のコーナーを設けておりましたが、「知って納得」はいったん休止して、今月号からは「試験場の研究部紹介」のコーナーを設けます。「試験場にいろんな研究部があるけど、どんな研究しているの?」といった疑問に答えたいと思います。農業試験場、果樹試験場、野菜花き試験場、畜産試験場、南信農業試験場、水産試験場の各部より、毎月1~3部の分担で、現在取り組んでいる研究を紹介します。約1年間にわたって試験場の研究部を紹介する予定ですので、どうぞご期待ください。今月号は「農業試験場 企画経営部」で取り組んでいる研究を紹介します。


     

    4月の行事予定はこちらをご覧下さい。

お知らせ一覧

農業関係試験場について

長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

  • 農業試験場
  • 果樹試験場
  • 野菜花き試験場
  • 畜産試験場
  • 南信農業試験場
  • 水産試験場
  • 研究課題の募集
  • 視察研修の受け入れについて
  • 研究成果
  • スマート農業
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