研究情報

オリジナル開発品種

長野県農業関係試験場にて開発した新品種/オリジナル品種をご紹介します。

東山231号(すずみのり)(大豆)

東山231号(すずみのり)

成熟期が「ナカセンナリ」より約10日、「すずほまれ」より約6日早い中生種である。
「青立ち」の発生が少ないため一斉に成熟し、莢がはじけにくい性質を備えており、さらに、密植とした栽培法でも倒れにくいため、コンバイン収穫に向いている。
茎疫病やウイルス病に強く、安定生産が見込める。
子実は「すずほまれ」よりやや小粒、やや低タンパク質であるが、収量は優れている一方、「ナカセンナリ」と比べると大粒、高タンパク質で、収量は同程度である。
豆腐は食味が良く、「ナカセンナリ」より黄色味があることから、信州味噌の原料にも向いている。


栽培適地・普及状況

令和2年(2020年)7月に出願公表。
高標高地を除く県内の大豆栽培地域ならどこでも栽培できます。


参考情報

農業関係試験場について

長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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