研究情報

オリジナル開発品種

長野県農業関係試験場にて開発した新品種/オリジナル品種をご紹介します。

東山交37号(飼料用ソルガム)(ソルガム)

東山交37号(飼料用ソルガム)

高消化性と紫斑点病抵抗性を併せ持つソルゴー型※ソルガムで、牛の消化性や選好性に優れ、紫斑点病に罹病しない飼料価値の高い飼料用ソルガムである。
晩生のソルゴー型品種である。
高消化性遺伝子(bmr-18)を持ち、紫斑点病に抵抗性である。
稈長は「秋立」と同等、穂長は長く、稈径は同等で「KCS105」より太い。
年間乾物収量は「KCS105」より低いが、標準品種「秋立」より9%高い。
耐倒伏性は「秋立」と同等で、「KCS105」より強い。
糊熟後期に収穫し調製したサイレージのTDNは62.2%である。

※ソルゴー型:草丈が2.5m以上と高く、茎葉の割合が高いソルガムの種類で、青刈、サイレージに適しています。


栽培適地・普及状況

平成30年(2018年)7月出願公表。
既存のソルガム栽培地域ならどこでも栽培できます。


参考情報

関連品種

農業関係試験場について

長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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