研究情報

オリジナル開発品種

長野県農業関係試験場にて開発した新品種/オリジナル品種をご紹介します。

サマークリスタル(ネクタリン)

サマークリスタル

育成地(長野県須坂市)では7月中下旬に成熟する早生種。
果形は円形。果実の大きさは150~200g程度。
果皮の着色は良く、全面に着色する。裂果の発生は少ないが、果点の荒れがやや見られる。
果肉色は白色。果肉内の着色は少ないが、果皮着色が極めて多い場合は、果肉内の着色が多くなる傾向がある。果肉は密で締まり、肉質は溶質である。
糖度はBrixで10~12%程度。果汁の酸度はpHで4.1前後。ネクタリンとしては酸味が少ないため食べやすい。核は粘核である。
日持ち性は「秀峰」「フレーバートップ」並の中程度と推察される。


栽培適地・普及状況

長野県内において、既存のネクタリン栽培地域での適応性はあるものと予想される。平成24年の長野県における栽培面積はおよそ5.5haです(特産果樹生産動態等調査)。

関連品種

農業関係試験場について

長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

  • 農業試験場
  • 果樹試験場
  • 野菜花き試験場
  • 畜産試験場
  • 南信農業試験場
  • 水産試験場
  • 研究課題の募集
  • 視察研修の受け入れについて
  • 研究成果
  • スマート農業
Copyright © Nagano Prefecture. All rights reserved.