スマート農業/スマート農業技術カタログ

モバイル牛温恵

技術の概要

「体温センサー」を、分娩間近な牛の膣内に挿入しておくと、センサーが牛の体温を0.1度刻みで5分おきに測定し、農家内に設置された基地局に送信。
これをネット上の監視サーバに送って、出産や発情などのイベント直前に起こる体温変化のパターンが表れた場合に、飼い主へ通知。
モバイル牛温恵

導入メリット

牛温恵の導入により、未経産牛(初産となる牛)の事故率は10.6%から、0.8%へと大幅に削減されているという。
また、経産牛(出産経験のある牛)の事故率は3.0%から0.1%へと低下し、平均では、未導入の場合4.0%の事故率を、導入によって0.2%まで下げることが可能としている。

解決可能な営農課題

事故率の低減、経費削減

導入上の留意点

導入経費:親機+子機 30万円 1センサ当たり機器 約5万円 基本料 3,500円/月 監視料 800円/1センサ/月

農業関係試験場について

長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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