研究成果
長野県農業関係試験場にて取り組んだ研究内容とその成果をご紹介します。
- ジャンル別
- 技術種類別
作物
果樹
野菜・花き・きのこ
畜産
病害虫
土壌肥料
水産
- 信州サーモン魚肉の脂肪酸組成(SP飼料、EP飼料で飼育した信州サーモンの魚肉にはオレイン酸、ドコサヘキサエン酸(DHA)が多く含まれている)
- 産卵期におけるイワナ三倍体と二倍体の可食部の比較(イワナ二倍体は成熟期に可食部割合が減少したが、不妊化されたイワナ三倍体は成熟期でも可食部割合が減少しない)
- LED照明によるニジマス産卵期の調整(LED光源は蛍光灯や水銀灯と同様にニジマスの産卵期を調整できる)
- 初期生残を高めるためのワカサギふ化仔魚飼育試験(ワカサギ仔魚の初期生残は飼育水にクロレラを添加すると向上することから、餌付け放流による資源添加が可能である)
- オオクチバス・ブルーギルに対する消石灰の魚毒性(野外池でオオクチバスやブルーギルを駆除するためには、pH12以上になるように消石灰を散布する)
普及技術
- リモコン式水田畦畔草刈機「カルズラーデラックス KZ-05」は、高斜度に対応し、軽量、小型で、作業性に優れ、軽労化が図れる
- りんご晩生品種「シナノホッペ」は有望である
- りんご高密植栽培での石灰硫黄合剤による薬剤摘花は、着果管理の作業時間が削減でき、翌年の頂芽花芽率の向上に有効である
- 定植翌春に収穫して栽培を完結するアスパラガス短期完結栽培
- 乳牛舎のケベック式の繋留方式はタイストールの改修法として利用できる
- 肉質がジューシーで弾力性及びうま味が強い100日タイプの新しい地鶏「長交鶏3号」
- ハイブリッドライグラス「ハイフローラ」と晩生イタリアンライグラス「アキアオバ3」は越夏性が高く、多年利用に向く
- オーチャードグラス「まきばたろう」は採草用品種として有望である
- 飼料用とうもろこし「KD641」、は多収で牛の選好性もよく有望である
- 気象リスクに対応したスーダン型ソルガム「涼風」の栽培方法
- ブドウ黒とう病の生育期防除
- 水稲種子伝染性病害に対する温湯処理と催芽時の生物農薬による体系防除法
- 紫外線(UV-B)照射と油脂系気門封鎖型殺虫殺菌剤の体系処理は夏秋どりいちごのうどんこ病の発病抑制とハダニ類の増殖抑制に有効である