研究情報

研究成果『作物』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「作物」の研究内容とその成果をご紹介します。

技術情報 令和7年度農業試験場環境部

温湯処理による水稲奨励品種4品種の発芽率への影響

「つきあかり」、「ミルキークイーン」、「山恵錦」、「モリモリモチ」は、温湯処理60℃10分及び60℃15分を実施しても、発芽率は90%以上あり、温湯処理による発芽率への影響が小さい。

技術情報 令和7年度農業試験場環境部

高温条件下における基肥と追肥(穂肥)窒素量が水稲「風さやか」の生育、収量及び品質に与える影響

高温条件下において「風さやか」の生育、収量および品質に及ぼす施肥窒素の影響は、基肥量と比べ追肥量の影響が大きい。追肥量を増やすと玄米収量は増加するが、玄米タンパク質含有率が上昇する傾向がみられた。

技術情報 令和7年度農業試験場作物部、農業技術課

水稲「にじのきらめき」の特徴

水稲「にじのきらめき」は、「コシヒカリ」と比較して成熟期が3日遅い中晩生品種で、かなり短稈で穂数は同程度、精玄米重は約2割多い。千粒重は23.8gと大粒で、整粒率はやや低いが、外観品質や食味は同程度である。

試行技術 令和7年度農業試験場環境部

アカスジカスミカメ優占地域における水稲の斑点米抑制に効果的な薬剤防除時期

アカスジカスミカメが優占する地域における茎葉散布剤による薬剤防除は、出穂期10日後を基本に、出穂期7日後から出穂期15日後の間に散布する。

試行技術 令和7年度農業試験場環境部・作物部

水田から発生する温室効果ガス(メタン)の削減には秋耕が有効である

水稲収穫後の稲わらをほ場内にすき込む場合、秋にすき込むことで、翌年春にすき込んだ場合と比較して水田から発生する温室効果ガス(メタン)を3割程度減少させることができる。また、中干し期間を通常より延長することにより減少率はさらに大きくなる。

普及技術 令和7年度農業試験場作物部、農業技術課、農業農村支援センター

小麦(「ハナチカラ」、「しろゆたか」及び「ゆめかおり」)の出穂期は幼穂長及びアメダス気象データから予測できる

県内で普及している小麦「ハナチカラ」、「しろゆたか」及び「ゆめかおり」は、測定した幼穂長から出穂までに必要な積算温度を求めることで、アメダス気象データを利用して出穂期が予測できる。

農薬情報 令和7年度農業試験場作物部

雑草イネ防除に水稲用初期除草剤スタメンフロアブル、水稲用初中期除草剤ラオウ1キロ粒剤が有効である

水稲用初期除草剤スタメンフロアブル、水稲用初中期除草剤ラオウ1キロ粒剤は、雑草イネ発生前に処理することで効果的な雑草イネ防除が可能である。

農薬情報 令和7年度農業試験場作物部

水稲の一年生雑草及びホタルイ防除に水稲用初期除草剤スタメンフロアブルが有効である。

移植水稲用初期除草剤スタメンフロアブルは、水稲の一年生雑草及びホタルイに対し有効である。

農薬情報 令和6年度農業試験場作物部、野菜花き試験場畑作部、諏訪・南信州・木曽・長野農業農村支援センター

そば作の畑地一年生雑草防除にロロックスが有効である

そばの条播栽培において、播種後出芽前に希釈水量100~150Lでロロックス100g/10aを処理することにより、主な畑地一年生雑草に対して効果的な防除が可能である。

普及技術 令和6年度野菜花き試験場畑作部、佐久、諏訪、南信州、松本、北アルプス、長野、北信農業農村支援センター

そば「桔梗13号(しなの清流)」は耐倒伏性に極めて優れ、二期作が可能で夏播きの収量が「しなの夏そば」より多い品種である

そば「桔梗13号(しなの清流)」は耐倒伏性に極めて優れ、二期作が可能で、収量性は「しなの夏そば」より春播きでやや低く、夏播きでは多い。丸抜きの緑色は「しなの夏そば」、「信濃1号」より鮮やかで、茹で麺の色に優れる。

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普及技術 令和6年度農業試験場作物部、上伊那農業農村支援センター

近年の気象動向に適応した硬質小麦の播種期及び播種量

近年の長野県の気象条件下では、「東山53号(ハナチカラ)」及び「ゆめかおり」の播種期は10月下旬~11月上旬とする。「東山53号(ハナチカラ)」において、安定した収量が得られる10a当たりの播種量は、10月下旬では4㎏、11月上旬では8kgである。

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普及技術 令和6年度農業試験場作物部、佐久農業農村支援センター

雑草イネの出芽動態に基づく代かき前の湛水時期及び代かきによる防除方法

雑草イネは、出芽が揃う5月下旬~6月初旬に湛水し、荒代作業を浅水で2周することで防除効果が高まる。

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技術情報 令和6年度野菜花き試験場畑作部

7月中下旬播き作型における大豆品種の特性

「ナカセンナリ」、「すずみのり」を7月中下旬播きすると、生育期間が短縮され生育と収量が減少する。「ナカセンナリ」は、7月下旬播きで栽植密度を2倍に高めても単位面積当たりの子実重は増加しない。

農薬情報 令和6年度農業試験場作物部、南信州農業農村支援センター、木曽農業農村支援センター、松本農業農村支援センター、長野農業農村支援センター、北信農業農村支援センター

水稲の一年生雑草およびホタルイ防除にサラブレッドGO400FG、ラオウジャンボ、カイリキZフロアブルは有効である

ノビエなどの一年生雑草及びホタルイの防除に水稲用初中期除草剤のサラブレッドGO400FG、ラオウジャンボ、カイリキZフロアブルの散布が有効である

普及技術 令和6年度農業試験場作物部、長野農業農村支援センター

小麦作の強害雑草オオブタクサの生育特性と防除技術

小麦ほ場でのオオブタクサの出芽は、3月から始まり、多発した場合には小麦が大幅に減収する場合がある。防除にあたっては、オオブタクサが本葉2葉期(4月上~中旬頃)までのMCPソーダ塩の散布が有効である。なお、小麦播種後の土壌処理型除草剤の効果は低い。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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