研究情報

研究成果『果樹』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「果樹」の研究内容とその成果をご紹介します。

技術情報 平成28年(2016年)南信試・栽培部

日本なし「幸水」の果実肥大期における黒星病の主要感染時期

日本なし「幸水」の果実肥大期における黒星病の主要感染時期は、6月中旬から7月上中旬である。7月下旬の感染は極わずかであり、8月以降はほぼ感染はない。

技術情報 平成28年(2016年)果樹試・環境部、栽培部

Podospaera leucotricha によるモモうどんこ病(毛じ障害)の感染時期と発生生態

Podosphaera leucotrichaによるモモうどんこ病(毛じ障害)の主要感染時期は落花期~落花20日後頃である。初発は落花15日後頃で、落花50日後(袋かけ時)以降は新たな発病は少ない。発病には品種間差異があり、「なつっこ」、「あかつき」では特に発病が多い。

技術情報 平成28年(2016年)果樹試・育種部

もも「まどかTM」の品種特性

もも「まどかTM」は、無袋栽培が可能な良食味の中生品種である。果実重は280~330g程度、糖度14~16%程度の白肉品種で、着色良好である。成熟期は8月上中旬(須坂市)で「あかつき」に続いて収穫できる。

技術情報 平成28年(2016年)果樹試・栽培部

プルーン「オータムキュート」における2年生苗の初期の樹体生育と収量の推移

プルーン「オータムキュート」において側枝付きの2年生苗を定植すると定植2年目までは樹勢が弱いが、定植3年目以降は樹勢が回復し、収量も増加する。

技術情報 平成28年(2016年)果樹試・栽培部

もも「あかつき」の強摘らいと短果枝数制限による着果管理作業の省力効果と果実品質への影響

もも「あかつき」において強摘らいを行うと、通常の摘らいと比較して着果管理時間が3~11%削減が出来る。果実品質では、果実重が増加するが、核割れ果の発生は通常の摘らいと変わらない。また、短果枝数を1/3程度に制限しても核割れの発生は、通常の摘らいと変わらない。

技術情報 平成28年(2016年)果樹試・栽培部

ぶどう「ナガノパープル」および「シャインマスカット」の長期貯蔵におけるフレッシュホルダー装着による穂軸褐変および果房重減少抑制効果

ぶどう「ナガノパープル」および「シャインマスカット」の長期貯蔵において、水を充填したフレッシュホルダー(特許2962350号)を穂軸に装着すると、穂軸褐変および果房重減少の抑制効果がある。

技術情報 平成28年(2016年)果樹試・栽培部

ぶどう「ナガノパープル」及び「シャインマスカット」の果粒単位販売に向けた栽培における摘らいと支柄単位摘粒の併用による効率的果房管理方法

ぶどう「ナガノパープル」及び「シャインマスカット」の果粒単位販売に向けた栽培方法として、テキライグシを利用して花蕾数を制限し摘粒を支柄単位で実施すると、開花期前後に集中する果房管理作業時間が短縮される。果房形は不揃いとなるが果粒の品質は慣行栽培と同等である。

技術情報 平成28年(2016年)果樹試・栽培部

利用するM.9台木の接ぎ木時の台木径と発根量がりんご「シナノスイート」と「ふじ」の2年生フェザー苗木の樹体生育に及ぼす影響

りんごの2年生フェザー苗育成において、「シナノスイート」は発根指数2以上で台木径7mm以上のM.9台木、「ふじ」は発根指数2以上で台木径9mm以上のM.9台木を用いると、5~50cmのフェザー本数は10本以上確保できる。

技術情報 平成28年(2016年)農試・知的財産管理部、果樹試・育種部

SSRマーカーを用いた県職務育成りんご品種の識別技術の改良

新たに14種類のSSRマーカーを選出し、県職務育成りんご品種の遺伝子型を明らかにした。

普及技術 平成28年(2016年)南信試・栽培部

フジコナカイガラムシのフェロモントラップと有効積算温度を利用して、かきのフジコナカイガラムシ幼虫の防除時期を把握できる

フェロモントラップのフジコナカイガラムシ越冬世代雄成虫捕獲消長と有効積算温度から、かきにおけるフジコナカイガラムシの第1世代幼虫の防除時期を推定できる。

普及技術 平成28年(2016年)南信試・栽培部

カキ炭疽病に対するカキ円星落葉病防除主要薬剤の効果

カキ炭疽病防除にオーソサイド水和剤の1,000倍液、ジマンダイセン水和剤の600倍液またはブローダ水和剤の500倍液を散布する。オーソサイド水和剤は伝染源量が多い、降雨が続くなどの悪条件下では効果が劣る。

普及技術 平成28年(2016年)果樹試・栽培部

りんごの2年生フェザー苗木育成において、発根が少ないまたは台木径が細いM.9台木は再養成した後苗木育成に利用できる

りんごの2年生フェザー苗木育成において、採取したM.9台木の中で台木長40㎝以上かつ発根が少ないM.9台木(発根指数1で台木径7㎜以上)および台木径が細いM.9台木(発根指数2以上で台木径5㎜以上9mm未満)は、切り返しせずに定植し、6月上旬に先端側の新梢を数本残して再養成すると、苗木育成に必要な品質である発根指数2以上かつ台木径9mm以上のM.9台木が確保できる。

試行技術 平成28年(2016年)果樹試・栽培部

りんご「シナノゴールド」の貯蔵に適した果実をスマートフレッシュくん蒸剤で処理すると、冷蔵で収穫7ヶ月後まで鮮度が保持できる

りんご「シナノゴールド」における貯蔵に適した果実は、適正着果量で栽培し、1回目の収穫で果皮色がシナノゴールドカラーチャート値3.5程度となる果実である。このような果実をスマートフレッシュくん蒸剤で処理し、冷蔵(3~4℃程度)で貯蔵すると、収穫7ヶ月後まで硬度低下が抑えられ、食味が良好に維持できる。

技術情報 平成28年(2016年)果樹試・栽培部

りんご「シナノホッペ」に対するスマートフレッシュくん蒸剤の鮮度保持効果

りんご「シナノホッペ」はスマートフレッシュくん蒸剤で処理すると、冷蔵で収穫3ヶ月後まで硬度低下が抑えられ、食味が良好に維持できる。また、スマートフレッシュくん蒸剤での処理は出庫後の硬度低下も抑えることができる。

技術情報 平成28年(2016年)果樹試・環境部

M.9ナガノ台木りんご樹における品種別窒素吸収特性

M.9ナガノ台木りんご樹における年間窒素吸収量は、「ふじ」が最も多く、以下、「シナノスイート」、「シナノゴールド」、「秋映」の順である。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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