研究情報

研究成果『その他』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「その他」の研究内容とその成果をご紹介します。

試験して得られた技術事項 平成10年(1998年)南信試

こんにゃくの優良品種「みょうぎゆたか」の特性

群馬農試で育成された、こんにゃくの優良品種「みょうぎゆたか」の本県における適応性および特性を明らかにする。

普及技術 平成10年(1998年)水産試験場 水産試験場佐久支場

新しい農薬の魚類に対する急性毒性(H.10)

魚類に対してアミスター10フロアブル、ストロビードライフロアブル、セイビアーフロアブル、フェスティバルM水和剤、アファーム乳剤の5剤は急性毒性があり、基準散布濃度で使用した場合でも魚類に被害を及ぼすおそれがあるので、使用に当たっては注意を要する。ウィン箱粒剤、Dr.オリゼ箱粒剤、バロックフロアブル3剤の魚類に対する毒性は低い。

普及技術 平成10年(1998年)南信農業試験場

新しい農薬の蚕に対して薬害のなくなる安全基準日数(H.10)

新しい農薬の蚕に対して薬害のなくなる安全基準日数は、バロックフロアブルが稚蚕壮蚕ともに60日以上、ゼンターリ顆粒水和剤が稚蚕壮蚕ともに60日以上、アファーム乳剤が稚蚕壮蚕ともに60日以上、ミクロデナポン水和剤が稚蚕30日及び壮蚕25日、クリーンヒッターが稚蚕壮蚕ともに10日、ストロビードライフロアブルが稚蚕壮蚕ともに0日、アミスター10フロアブルが稚蚕壮蚕ともに25日である。

試験して得られた技術事項 平成10年(1998年)南信農業試験場

夏みょうが栽培における栽植密度と花みょうがの収量・品質

夏みょうが(陣田早生)を用いた花みょうが栽培における、定植時の栽植密度が収量及び品質に与える影響について明らかにする。

普及技術 平成9年(1997年)水産試験場 水産試験場佐久支場

新しい農薬の魚類に対する急性毒性(H.9)

魚類に対してストロビードライフロアブル、フルピカフロアブル、プリンス粒剤、トレボン粉剤DL、コテツフロアブルの5農薬は急性毒性があり、基準散布(施用)濃度で使用し た場合でも魚類に被害を及ぼすおそれがあるので、使用に当たっては注意を要する。リンバー粒剤、MR.ジョーカー粉剤DLの2農薬は魚類に対する毒性が低い。

普及技術 平成9年(1997年)南信農業試験場

新しい農薬の蚕に対して薬害のなくなる日数(H.9)

新しい農薬の蚕に対して薬害のなくなる日数は、MR.ジョーカー粉剤DLが稚 蚕壮蚕ともに60日以上、トレボン粉剤DLが稚蚕壮蚕ともに60日以上、デルタネ ット粒剤が稚蚕壮蚕ともに7日、フルピカフロアブルが稚蚕壮蚕ともに1日である。

普及技術 平成9年(1997年)農業総合試験場・経営機械部 上伊奈農業改良普及センター 下高井農業改良普及センター

レーザー作業機による簡易圃場均平技術

レーザー光線面を基準に作業を行うことができるレーザー作業機を利用することにより、簡易に圃場均平が図れる。トラクタは牽引力の強いゴムクローラトラクタを用い、耕盤均平作業にはレー ザープラウ、作土均平作業にはレーザーレベラを使用する。

普及技術 平成9年(1997年)長野県養蚕センター・育種病理部

エポンーミニによるボール蔟及び回転蔟木枠の大量消毒には.収容容器として簡易ビニールハウスが利用できる

折り畳んだボール蔟及び回転蔟木枠を大量に消毒する場合は、簡易ビニールハウスに収容しエポ ン-ミニを1当り6本投薬した後72時間以上の密閉を行う。

普及技術 平成9年(1997年)長野県養蚕センター・育種病理部

超微粒子噴霧器によるホルマリンの原液散布は蚕室蚕具の消毒に有効である

組立てた回転蔟を収容した上蔟室等、蚕室蚕具類の消毒は、超微粒子噴霧器を用いてホルマリン原液を散布することにより省力的に行うことができる。

普及技術 平成9年(1997年)長野県養蚕センター・養蚕飼料部

高能率上蔟技術体系は.規模拡大を志向する養蚕農家において活用できる

壮蚕用多段循環式飼育装置を利用した条桑飼育で一蚕期15箱飼育規模の上蔟作業を、基幹労働力2人の組作 業により、1日で処理できる上蔟技術体系を策定した。

普及技術 平成9年(1997年)長野県養蚕センター・養蚕飼料部

熟化促進剤散布装置は.壮蚕用多段循環式飼育機械に設置し利用できる

壮蚕用多段循環式飼育機械の給桑場所飼育枠上段に設置した、熟化促進剤散布装置は、均一な薬剤散布ができ、散布時間が大幅に短縮できる。

普及技術 平成9年(1997年)蚕業センター・養蚕飼料部

簡易熱蚕振込・蔟収納装置は.蔟作業の省力化に有効である

簡易熟蚕振り込み・蔟収納装置は、熟蚕受けネットを装着した回転蔟への熟蚕振り込みから蔟収納までの作業が機械化でき、上蔟作業の省力化が図れる。

普及技術 平成9年(1997年)営農技術センター・研究部 

せんぶり「みまき3号」は.晩生種として有望である

せんぶり「みまき3号」は、「みまき2号」より品質・乾燥歩留まりが良く、収穫期は4- 5日遅い晩生種で、作期の拡大ができる。

普及技術 平成9年(1997年)南信農業試験場・栽培部

コンニャクの越冬据え置き2年栽培は省力的な栽培法として有望である

こんにゃく(あかぎおおだま)の生子を植え付け後ほ場で越冬させ、翌年秋に掘り取り2ヶ年をもって1作とすることで、植付け~収穫までの大幅な省力化が可能であり単位面積当た りの収量も高い。

普及技術 平成9年(1997年)野菜花き試験場・育種部

ワサビ「長・野23号」は均一.多収性品種として有望である

生長点培養によるウイルスフリー化と腋芽培養による増殖技術を利用して育成したワサビ「長・野23号」は産地適応性に優れ、均一、多収性品種として有望である。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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