研究成果『農薬情報』
長野県農業関係試験場にて取り組んだ「農薬情報」の研究内容とその成果をご紹介します。
病害虫 平成30年(2018年)農業試験場環境部
水稲のイネツトムシ防除にシアントラニリプロール含有箱粒剤が有効である水稲のイネツトムシ防除にシアントラニリプロール含有箱粒剤を移植3日前~移植当日に育苗箱あたり50g散布する。 |
病害虫 平成30年(2018年)野菜花き試験場佐久支場、環境部
ブロッコリー黒斑細菌病防除にオリゼメート顆粒水和剤が有効であるブロッコリー黒斑細菌病防除に定植時にオリゼメート顆粒水和剤の100倍液をセルトレイ1箱当たり0.5Lの割合で灌注処理する。本剤は処理後28日程度までは防除効果が認められる。 |
病害虫 平成30年(2018年)野菜花き試験場佐久支場
ハクサイ炭疽病防除にシグナムWDGが有効であるハクサイ炭疽病防除にシグナムWDGの1,500倍液を散布する。 |
病害虫 平成29年(2017年)野花試・環境部
ハクサイべと病防除に、ゾーベックエニケードが有効であるハクサイべと病防除に、ゾーベックエニケードの5,000倍液を散布する。 |
病害虫 平成29年(2017年)野花試・環境部
トマト、ミニトマトのオンシツコナジラミ防除にベネビアODが有効であるトマトのオンシツコナジラミ防除にベネビアODの2,000倍液を散布する。展着剤を加用すると薬害が生じる場合があるため、展着剤は加用しない。 |
病害虫 平成29年(2017年)果樹試・環境部
アンズ灰星病防除にフルーツセイバーが有効であるアンズ灰星病防除にフルーツセイバーの1,500倍液を散布する。本剤はSDHI剤であり、薬剤耐性菌が出現する可能性が高い。過度の連用、多数回使用は避け、作用機構の異なる薬剤とローテーション使用する。 |
病害虫 平成29年(2017年)果樹試・環境部
Podosphaera leucotrichaによるモモうどんこ病(毛じ障害)防除にストロビードライフロアブル、ナリアWDGが有効であるPodosphaera leucotrichaによるモモうどんこ病(毛じ障害)防除にストロビードライフロアブル、ナリアWDGの2,000倍液を落花10日後に散布する。 |
病害虫 平成29年(2017年)果樹試・環境部
リンゴ褐斑病防除にユニックス顆粒水和剤が有効であるリンゴ褐斑病防除にユニックス顆粒水和剤(商品名:ユニックス顆粒水和剤47)の2,000倍液を散布する。二次伝染初期に本剤あるいは従来より使用されているベンゾイミダゾール系剤を散布する場合、発生が増加してからの散布では効果が劣るため、散布時期が遅れないように注意する。 |
作物 平成29年(2017年)農試・作物部、農業技術課
大豆作における一年生広葉雑草防除にフルミオWDGが有効であるフルミオWDGを10a当たり薬量10gとして処理することにより、マルバルコウを含む一年生広葉雑草に対して高い防除効果が得られる。 |
作物 平成29年(2017年)農試・作物部、農業技術課
移植水稲の水田雑草防除に初中期除草剤ベンケイ豆つぶ250、クミスター1キロ粒剤51、キマリテ1キロ粒剤、天空1キロ粒剤及びシグナス1キロ粒剤が有効である移植水稲用初中期除草剤5剤は、ノビエなどの一年生雑草及び多年生雑草に幅広く有効な成分を含み、効果的な水田雑草防除が可能である。 |