研究情報

研究成果『果樹』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「果樹」の研究内容とその成果をご紹介します。

技術情報 平成28年度(2016年度)果樹試験場栽培部

寒冷紗被覆時期の違いがりんごの日焼け発生に及ぼす影響

りんご「つがる」と「シナノスイート」は、6月下旬からの長期寒冷紗被覆によって日焼け軽減効果が認められるが、葉つみから収穫までの短期寒冷紗被覆では、日焼け軽減効果が劣る。

技術情報 平成28年度(2016年度)農業試験場企画経営部

M.9台木の横伏せ取り木法における作業時間及び経営費の実態

M.9台木の横伏せ取り木法は、定植2年目から約5千本/10a程度の収量が得られ、定植2~4年目の作業時間の平均は約43.2時間/10a・年、生産原価の平均は約240千円/10a・年、農業所得の平均は約1,299千円/10a・年である。

普及技術 平成28年度(2016年度)果樹試験場環境部、栽培部

冷蔵貯蔵中のぶどう「シャインマスカット」に発生する灰色かび病はオンリーワンフロアブルあるいはフルーツセイバーの袋かけ前散布で軽減できる

冷蔵貯蔵中のぶどう「シャインマスカット」に発生する果粒腐敗の主な原因である灰色かび病は、被袋前の7月上旬~中旬にオンリーワンフロアブル 2,000 倍液あるいはフルーツセイバー1,500 倍液を散布することにより軽減できる。

普及技術 平成28年度(2016年度)南信農業試験場栽培部

なしのヒメボクトウ防除にロビンフッドが有効である

なしのヒメボクトウ防除にロビンフッドを樹幹・樹枝の食入孔にノズルを差し込み噴射する。蚕に対して長期間毒性があるので、桑園付近では使用しない。

普及技術 平成28年度(2016年度)南信農業試験場栽培部

ナシ黒星病防除にスクレアフロアブルおよびユニックス顆粒水和剤47が有効である

ナシ黒星病防除にスクレアフロアブルの 3,000 倍液または、ユニックス顆粒水和剤 47の 2,000 倍液のいずれかを散布する。スクレアは QoI 剤(FRAC コード 11)、ユニックスはアニリノピリミジン(FRAC コード9)である。QoI 剤の使用は年間2回以内とする。

普及技術 平成28年度(2016年度)果樹試験場環境部

くりのカイガラムシ類防除にラビサンスプレーが有効である

くりのカイガラムシ類防除にラビサンスプレーの 50 倍液を発芽前までに散布する。

普及技術 平成28年度(2016年度)果樹試験場環境部

りんごのリンゴワタムシ防除にダーズバンDFが有効である

りんごのリンゴワタムシ防除にダーズバンDFの 3,000 倍液を散布する。蚕に対して影響があるので、桑園付近では使用しない。

普及技術 平成28年度(2016年度)果樹試験場環境部、農業試験場環境部

くるみのケムシ類防除にスプラサイド水和剤が有効である

くるみのケムシ類防除にスプラサイド水和剤の 1,000 倍液を散布する。蚕に対して影響があるので、桑園付近では使用しない。

普及技術 平成28年度(2016年度)果樹試験場環境部

もも・ネクタリンのアザミウマ類にディアナWDGが有効である

もも・ネクタリンのアザミウマ類防除にディアナWDGの 10,000 倍液を散布する。蚕に対して長期間毒性があるので、桑園付近では使用しない。

普及技術 平成28年度(2016年度)果樹試験場環境部

ぶどうのミノガ類防除にコテツフロアブルが有効である

ぶどうのミノガ類防除にコテツフロアブルの 2,000 倍液を散布する。蚕に対して長期間毒性があるので、桑園付近では使用しない。

普及技術 平成28年度(2016年度)果樹試験場環境部

りんごのケムシ類防除にフェニックスフロアブルが有効である

りんごのケムシ類防除にフェニックスフロアブルの 4,000 倍液を散布する。蚕に対して影響があるので、桑園付近では使用しない。

普及技術 平成28年度(2016年度)果樹試験場環境部、南信農業試験場栽培部

りんごのヒメボクトウ防除にロビンフッドが有効である

本剤はエアゾール剤であり、りんごのヒメボクトウ防除にロビンフッドを樹幹・樹枝の食入孔にノズルを差し込み噴射する。蚕に対して長期間毒性があるので、桑園付近では使用しない。

普及技術 平成28年度(2016年度)果樹試験場環境部

リンゴ黒星病防除にユニックス顆粒水和剤47が有効である

リンゴ黒星病防除にユニックス顆粒水和剤47の2,000倍液を散布する。

普及技術 平成28年度(2016年度)果樹試験場環境部

クルミ黒斑細菌病、炭疽病の有効防除薬剤と散布時期

クルミ黒斑細菌病、炭疽病防除にICボルドー66Dの50倍液を散布する。黒斑細菌病対象の薬剤散布時期は4月下旬頃~7月上旬頃、炭疽病対象の薬剤散布時期は6~7月頃とする。

普及技術 平成28年(2016年)果樹試験場環境部

ブドウべと病防除にエトフィンフロアブル、ゾーベック エニケード、チウラムフロアブル(チオノック、トレノックス)が有効 である

ブドウべと病防除にエトフィンフロアブルとチウラムフロアブルは 1,000 倍液を、ゾーベックエニケードは 5,000 倍液を散布する。エトフィンフロアブルは落花 20 日後頃の散布で、ゾーベックエニケードは落花 10 日後頃の散布で、実用上問題となる果粉溶脱が発生する場合がある。エトフィンフロアブルとゾーベックエニケードは、防除基準に既採用の薬剤とは作用機構が異なり、チウラムフロアブルは耐性菌が発達しにくい薬剤である。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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