研究成果『畜産』
長野県農業関係試験場にて取り組んだ「畜産」の研究内容とその成果をご紹介します。
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普及技術 平成20年(2008年)畜試(肉用牛部)
高消化性ソルガム「葉月」の細断型ロールベールサイレージとこれを主原料に調製した「発酵TMR」の品質は良好で安定している細断型ロールベーラを用いて高消化性ソルガム「葉月」をロールベールサイレージ調製すると、高品質なサイレージができる。また、それを主原料に細断型ロールベーラを用いて調製した「発酵TMR」は発酵品質が良好で、開封後も発熱せず、品質劣化しにくい。 |
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技術情報 平成20年(2008年)畜試(養豚養鶏部)
カフェイン添加による豚液状保存精液の活力回復効果豚液状保存精液を 3 日以上保存した場合は授精前にカフェインを添加し 37℃で加温することにより精子活力を短時間で回復することが可能である。 |
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技術情報 平成20年(2008年)畜試(肉用牛部)
細断型ロールベーラを利用して再密封したとうもろこしサイレージの品質は劣化しない固定サイロから取り出したとうもろこしサイレージを細断型ロールベーラを用いて再密封してもサイレージ品質を保持できる。 |
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技術情報 平成20年(2008年)畜試(肉用牛部)
黒毛和種の若齢肥育における飼料給与方法と産肉成績の関係黒毛和種の若齢肥育において、23.5 ヵ月齢以降にビタミン A を日本飼養標準の 100% 量投与することで、採食量が有意に多くなり枝肉重量の増加が期待できる。一方、給与飼料の高エネルギー化については、粗飼料価指数等を考慮しないと増体や肉質への改善効果はない。 |
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普及技術 平成20年(2008年)畜試(肉用牛部)
黒毛和種種雄牛「栄寿」は枝肉重量、脂肪交雑及びロース芯面積の改良が期待できる黒毛和種種雄牛「栄寿」は、枝肉 6 形質すべてに高い推定育種価を示し、特に枝肉重量 83.3kg、脂肪交雑2.33、ロース芯面積 17.13c ㎡と、非常に優れた遺伝能力がある。 |
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試行技術 平成19年(2007年)中信試・畑作育種、畜試・飼料環境
飼料用とうもろこし「34B39」、「セシリア」は晩播適性が高い飼料用とうもろこし「34B39」および「セシリア」は 6 月下旬播種栽培において実用的な水準の乾物収量、乾雌穂重割合および総体乾物率が確保できる、晩播適性の高い品種である。 |
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普及技術 平成19年(2007年)中信試・畑作栽培
さやえんどうを用いたクロピラリドの生物検定法と堆肥施用基準さやえんどうを用いた生物検定により、除草剤クロピラリドの残留程度を容易に推定できる。また、残留程度に基づく安全な堆肥施用量の判定が可能である。検定の具体的手順や留意事項についてマニュアル化した。 |
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普及技術 平成19年(2007年)中信試・畑作育種
飼料用とうもろこしとして「34B39」、「32F27」は有望である飼料用とうもろこし「34B39」は早晩性が早生で、総体乾物率および茎葉消化性が高い多収な品種である。「32F27」は早晩性が中生で、耐倒伏性および茎葉消化性が高い多収な品種である。 |
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普及技術 平成19年(2007年)畜試・飼料環境
ペレニアルライグラス「ヤツカゼⅡ」は越夏性に優れ、夏秋期の収量性が安定した多収品種であるペレニアルライグラス「ヤツカゼⅡ」は、「ヤツカゼ」より越夏性に優れ、夏秋期の収量性が安定して多収な中生品種で、「ヤツカゼ」の後継品種として有望である。 |
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普及技術 平成19年(2007年)畜試・肉用牛
黒毛和種繁殖雌牛における稲発酵粗飼料の通年給与技術稲発酵粗飼料を黒毛和種繁殖雌牛の基本飼料として 10kg 通年給与し、3年間長期飼養した結果、各繁殖ステージにおける健康状態、繁殖性および子牛の発育に問題はなく、1年1産が達成された。 |
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普及技術 平成19年(2007年)農事試・作物・病害虫土壌肥料、農総試・経営情報、畜試・肉用牛、佐久農改
飼料イネ利用のための「ふくおこし」の栽培特性と収穫開始期判定技術「ふくおこし」は、慣行の「コシヒカリ」に比べ倒伏が少なく多収であり、収穫開始期は 5~6 日早い。サイレージ品質を考慮した収穫開始期は、帯緑色籾歩合が 52%の時点とする。 |
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技術情報 平成19年(2007年)中信試・畑作育種
飼料用とうもろこしのアントシアニン含量の経時的変化とサイレージ用収穫適期飼料用とうもろこしのアントシアニン含量は、糊熟中・後期から成熟期にかけて増加する。一方、乾雌穂重割合は黄熟中期を過ぎるとほとんど増加しないことから、高アントシアニンとうもろこしのサイレージ用収穫適期は黄熟中期である。 |
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技術情報 平成19年(2007年)畜試・飼料環境
ソルガム「葉月」のミネラルバランスおよび硝酸態窒素濃度に及ぼすライムギ作付けの効果ソルガム「葉月」の前作としてライムギを作付けると、ソルガムのミネラルバランスの改善と硝酸態窒素濃度の低減化が図れる。 |
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技術情報 平成19年(2007年)畜試・飼料環境
ソルガム類におけるカリウム濃度および硝酸態窒素濃度のタイプ・品種間差異ソルガム類のカリウムおよび硝酸態窒素濃度には品種間差が認められ、スーダン型およびスーダングラスは、子実型、兼用型およびソルゴー型ソルガムと比較してこれら濃度が高く、品種間差も大きい。また、当場育成品種の「葉月」、「風高(東山交 29 号)」および「東山交 31 号」は、同一タイプに属する品種の中では、カリウムおよび硝酸態窒素濃度が比較的低く、飼料利用しやすい品種(系統)である。 |
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技術情報 平成19年(2007年)畜試・飼料環境、野花試・佐久支場、農業技術課・専技、佐久・松本農改
飼料作物を利用した野菜ほ場の農薬ドリフト低減ライ麦「春一番」、「春香」を障壁作物として栽培することにより、ソルガム使用前の 5 月中旬から 7 月中旬に野菜ほ場における農薬のドリフトを低減できる。また、障壁作物として飼料用ソルガム、ライ麦を利用した場合、ドリフト低減ノズルを併用するとより効果的にドリフトを低減する。 |










