研究成果『畜産』
長野県農業関係試験場にて取り組んだ「畜産」の研究内容とその成果をご紹介します。
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試験して得られた技術事項 平成14年(2002年)畜産試験場
散播・密植栽培による高消化性ソルガム「秋立」のロールベールサイレージ調製技術高消化性ソルガム「秋立」は、散播・密植栽培により、発酵品質良好なロールベールサイレージ調製が可能である。この場合、播種量は8kg/10aが適当である。 |
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試験して得られた技術事項 平成14年(2002年)畜産試験場
ハウス豚舎における肥育豚飼養に敷料として戻し堆肥を利用すると、飼料要求率が高くなり、純粋種では発育が遅れるハウス豚舎で肥育豚飼養に敷料として戻し堆肥を利用すると、飼料要求率が高くなる傾向にある。また、特に純粋種では日平均増体重(DG)が低下し、有意に発育が遅れる。 |
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試験して得られた技術事項 平成14年(2002年)畜産試験場
豚人工授精用深部注入カテーテルは少量の新鮮希釈精液及び通常の凍結精液で十分な繁殖成績が得られる豚人工授精用深部注入カテーテルを用いて、通常に比べ注入精子数で約1/4程度の新鮮希釈精液及び授精成績に劣るとされる凍結精液による授精試験を実施したところ、ほぼ良好な成績が得られた。 |
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試験して得られた技術事項 平成14年(2002年)畜産試験場
LW母豚おける早期離乳は通常離乳の繁殖成績とほぼ同等であるLW種雌豚を用い、離乳時期を分娩後11、13、15、17、19、22、29日の7区に設定し、繁殖成績(発情回帰率、日数、受胎率、産子数等)を比較した結果、有意な差はみられなかった。 |
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試験して得られた技術事項 平成14年(2002年)畜産試験場
肥育豚飼料にペパーミント乾燥粉末を添加することにより、加熱ドリップ割合が減少し官能検査における肉質及び香味が良好となる肥育豚飼料にペパーミント乾燥粉末を添加給与した結果、2%添加区試験豚は発育が無添加区に比べ劣ったが、胸最長筋は加熱ドリップ割合が有意に減少し官能検査における肉質及び香味が良好であった。 |
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試験して得られた技術事項 平成14年(2002年)畜産試験場
未成熟卵胞卵子を採取する牛卵巣の24時間保存条件は、保存温度では4℃よりも20℃が、保存液ではウィスコンシン液が有効であると畜直後の牛卵巣を3種類の保存液、2水準の温度条件下で24時間保存した。採取した未成熟卵胞卵子を用いた体外受精成績は、20℃・ウィスコンシン液(UW液)の保存区において最も高い胚盤胞発生率が得られた。 |
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試験して得られた技術事項 平成14年(2002年)畜産試験場
中山間地向け品種で調製した稲発酵粗飼料の黒毛和種繁殖雌牛における第一胃内消化性中山間地向け品種で調製された稲発酵粗飼料の、黒毛和種繁殖雌牛における第一胃内乾物消失率には、品種及び収穫熟期の違いが大きく影響していることが認められた。また、尿素処理することにより乾物消失率は約5%高くなり、消化性を向上させる有効な処理方法であることが確認された。 |
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試験して得られた技術事項 平成14年(2002年)畜産試験場
パイプハウス利用型発酵乾燥施設で生産された堆肥は、乳牛ふん尿の堆肥化に水分調整材として有効利用することが期待できるパイプハウス利用型発酵乾燥処理施設で生産された堆肥を水分調整材として利用することにより、水分調整材の購入量を節減できる。さらに、夏~秋季に生産した水分 45%以下の低水分堆肥を冬季に利用することで、発酵能力低下を補うことができる。 |
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試験して得られた技術事項 平成14年(2002年)畜産試験場
パイプハウス利用型乾燥発酵処理施設において発酵させた乳牛ふん堆肥の敷料利用は、オガクズ及びモミガラの場合に比べ、含まれる大腸菌群数の増殖を抑制する可能性がある戻し堆肥を敷料利用している県下5農場の戻し堆肥の大腸菌群数は検出限界以下であった。また、オガクズとモミガラを好気培養したところ大腸菌群が検出されたが、戻し堆肥は48時間培養後においても検出限界以下であった。また、戻し堆肥を敷料利用した場合、牛床敷料中の大腸菌群に対する増殖抑制を認めた。 |
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試験して得られた技術事項 平成14年(2002年)畜産試験場
9日間行程による乳牛の排卵同期化・定時授精法における排卵時間は、人工授精後6~12時間の時間帯である9日間行程による乳牛の排卵同期化・定時授精法における排卵時間は人工授精後6~12時間であり、授精された精子と排卵された卵子の受精に必要とされる時間帯に合致する。 |
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普及技術 平成14年(2002年)畜試
イタリアンライグラス中生品種「ナガハヒカリ」は、採草用牧草として有望であるイタリアンライグラス中生品種「ナガハヒカリ」は、越冬性(耐寒性)に優れる。草丈は高いが、倒れにくい。茎数が少ないが稈径は太く乾物収量も高い。秋播き栽培し、一番草を5月中旬に収穫し夏作物と輪作利用する |
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普及技術 平成14年(2002年)畜試
イタリアンライグラス極早生品種「ワセアップ」は、採草用牧草として有望であるイタリアンライグラス極早生品種「ワセアップ」の越冬性(耐寒性)、収量性及び耐倒伏性は、県奨励品種「ウヅキアオバ」と同等に優れる。秋播き栽培し二番草まで利用する。二番草を5月上旬に収穫し夏作物と輪作利用する。 |
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試験して得られた技術事項 平成14年(2002年)畜産試験場
イタリアンライグラス晩生品種「ミドリホープ」は、採草用牧草として有望であるイタリアンライグラス晩生品種「ミドリホープ」は、県普及品種「エース」より草丈は高く、稈径は太く茎数は少ない。県普及品種「エース」より二番草乾物収量が高い。 |
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普及技術 平成14年(2002年)畜産試験場
自走式イネホールクロップサイレージ収穫機(WB1000)及び自走式ラップマシン(SW1000)は飼料用イネの収穫・調製機械として実用性がある自走式飼料イネホールクロップサイレージ収穫機と自走式ラップマシンの組作業で、水田(軟弱圃場)における飼料イネの収穫・調製ができる。 |
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普及技術 平成14年(2002年)畜産試験場
飼料用ソルガム「葉月」における雑草の耕種的防除技術およびライ麦作付による通年ロールベールラッピング利用体系飼料用ソルガム「葉月」では、散播・密植栽培することで除草剤を使用しない栽培が可能である。さらに「葉月」の裏作としてライ麦を作付けることで通年ロールベールラッピング利用による自給飼料の高位安定生産が図れる。 |










