研究成果『病害虫』
長野県農業関係試験場にて取り組んだ「病害虫」の研究内容とその成果をご紹介します。
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普及技術 令和6年度農業試験場環境部
アゾキシストロビン耐性ダイズ紫斑病菌の発生及び代替剤の防除効果県内の大豆ほ場において、アゾキシストロビン耐性ダイズ紫斑病菌の発生を確認した。耐性菌発生ほ場ではダイズ紫斑病防除にニマイバー水和剤の1,000倍液、プランダム乳剤25の3,000倍液のいずれかを散布する。 |
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技術情報 令和6年度野菜花き試験場環境部
白ネギの夏秋どり作型におけるネギアザミウマの防除目安白ネギの夏秋どり作型におけるネギアザミウマの防除は、上位3葉の成幼虫数(10頭以上)もしくは被害程度(平均値2)が目安である。 |
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技術情報 令和6年度野菜花き試験場環境部、諏訪農業農村支援センター
セルリー疫病の感染苗による影響及び育苗期の防除対策セルリー疫病に感染した苗を本ぽに定植することで、被害が拡大する。育苗期の防除対策として、育苗ポットをケミクロンGの500倍液に瞬間浸漬、1,000倍液に10分間浸漬、または資材消毒剤イチバンの500倍液に瞬間浸漬処理する。 |
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技術情報 令和6年度果樹試験場環境部
すもも栽培地域のりんごにおけるスモモヒメシンクイの産卵及び防除時期すもも栽培地域のりんごにおけるスモモヒメシンクイの発生は以前より早まっている。本種による産卵は、主に第2世代成虫発生期(果樹試験場で7月中旬~8月中旬)以降に増加する。防除はフェロモントラップ等により発生状況を確認し、必要に応じて第2世代成虫発生期から行う。 |
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技術情報 令和6年度農業試験場環境部
ドローン散布による主要殺菌剤の穂いもちに対する防除効果と効果的な飛行方法主要殺菌剤をドローンで高濃度少量散布した場合の穂いもちに対する防除効果は地上散布とほぼ同等である。T10は速度18㎞/hかつ高度2m、MG-1は速度10~15㎞/hかつ高度2mで飛行することにより防除効果が安定する。 |
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技術情報 令和6年度農業試験場環境部
コラトップ豆つぶによる穂いもち防除のための効率的な薬剤散布方法ドローン(T10)でコラトップ豆つぶを散布した場合、機体から2~3m地点まで薬剤が到達する。薬剤の自己拡散を含めると機体から約5m地点までは穂いもちに対する防除効果が得られるため、目安としてドローンは約10m間隔で飛行する。 |
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技術情報 令和6年度野菜花き試験場野菜部、環境部
白ネギの早出し(7月収穫)作型における品種特性と定植晩限白ネギの早出し(7月収穫)作型について、主要3品種の収量性や病害の発病程度を明らかとした。また、寒冷地及び温暖地における白ネギ7月収穫の定植晩限は3月中旬となる。 |
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農薬情報 令和6年度果樹試験場環境部
くりのモモノゴマダラノメイガ防除にモスピラン顆粒水溶剤が有効であるくりのモモノゴマダラノメイガ防除にモスピラン顆粒水溶剤の2,000倍液を散布する。蚕に対して長期間毒性があるので、桑園付近では使用しない。 |
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農薬情報 令和6年度果樹試験場環境部
ぶどうのチャノキイロアザミウマ防除にミネクトエクストラSCが有効であるぶどうのチャノキイロアザミウマ防除にミネクトエクストラSCの10,000倍液を散布する。蚕に対して長期間毒性があるので、桑園付近では使用しない。本剤はIGR系の殺虫成分を含むため、使用は指定地域に限る。 |
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農薬情報 令和6年度果樹試験場環境部
りんごのキンモンホソガ防除にキラップフロアブルが有効であるりんごのキンモンホソガ防除にキラップフロアブル1,000倍液を散布する。 |
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農薬情報 令和6年度農業試験場環境部、南信農業試験場栽培部
スイートコーン(未成熟とうもろこし)のアワノメイガ防除にアクセルフロアブルが有効であるスイートコーン(未成熟とうもろこし)のアワノメイガ防除にアクセルフロアブルの1,000~2,000倍液を散布する。 |
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農薬情報 令和6年度野菜花き試験場環境部
パセリーうどんこ病防除にショウチノスケフロアブルが有効であるパセリーうどんこ病防除にショウチノスケフロアブルの2,000倍液を散布する。 |
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農薬情報 令和6年度野菜花き試験場環境部
パセリー疫病防除にユニフォーム粒剤が有効であるパセリー疫病防除にユニフォーム粒剤を10aあたり12kgの割合で株元散布する。 |
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農薬情報 令和6年度野菜花き試験場環境部
セルリー疫病防除にユニフォーム粒剤が有効であるセルリー疫病防除にユニフォーム粒剤を定植時に株あたり2gの割合で株元散布する。 |
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農薬情報 令和6年度野菜花き試験場環境部
ハクサイ黒斑病防除にケンジャフロアブルが有効であるハクサイ黒斑病防除に、ケンジャフロアブルの1,500倍液を散布する。 |










