研究情報

研究成果『普及技術』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「普及技術」の研究内容とその成果をご紹介します。

野菜・花き・きのこ 平成10年(1998年)野菜花き試験場

トルコギキョウ「長花19号」は.白の小輪多花性の切り花用品種として有望である

トルコギキョウ「長花19号」は、白の小輪で花蕾数が多く、やや草丈が低い、中生の11~2月まき(切り花期は7~8月)に適した固定種で、アレンジメントにも向く新規性の高い切り花用品種として有望である。

野菜・花き・きのこ 平成10年(1998年)野菜花き試験場

トルコギキョウ「長花18号」は.ピンクの小輪多花性の切り花用品種として有望である

トルコギキョウ「長花18号」は、ピンクの小輪で花蕾数が多く、やや草丈が低い、中早生の11~2月まき(切り花期は7~8月)に適した固定種で、アレンジメントにも向く新規性の高い切り花用品種として有望である。

野菜・花き・きのこ 平成10年(1998年)農事試験場 南信農業試験場

きんぎょそう加温越冬作型の収量増加法

6~7℃加温の越冬作型には低温生育性の大きい品種を選定し、仕立て、整枝法、裁植様式を改善することにより収量を高めることができる。

野菜・花き・きのこ 平成10年(1998年)南信農業試験場

底流循環型毛管水耕による夏作メロンと促成いちごの年間栽培体系は.寒冷地の施設利用法として有望である

底流循環型の毛管水耕装置による夏作メロンと促成イチゴの組み合わせは、省力化と安定生産が可能なため、寒冷地において合理的な施設の周年利用を可能にする。

野菜・花き・きのこ 平成10年(1998年)南信農業試験場

すいかのトンネル早熟栽培におけるセル成型接ぎ木苗の直接定植は育苗の省力化対策として有効である

すいかのトンネル早熟栽培におけるセル成型接ぎ木苗の直接定植は、トンネル内でのホットキャップ(ダイヤキャップ)やべたがけによって、二次育苗労力の省力化が図られる。

野菜・花き・きのこ 平成10年(1998年)南信農業試験場

きゅうりのハウス雨よけ栽培及びハウス抑制栽培におけるセル成型接ぎ木苗の直接定植は.育苗の省力化対策として有効である

きゅうりセル成型接ぎ木苗の直接定植は、ハウス雨よけ栽培では早植えと穴あきトンネルなどによる保温対策で、ハウス抑制栽培では早植えと地温抑制効果が高いマルチ(ペパロンマルチ)によって、二次育苗の省力化が図られる。

野菜・花き・きのこ 平成10年(1998年)中信農業試験場

セルリーの養液土耕栽培は.肥培管理の自動化ができ.窒素施用量の削減に有効である

セルリー栽培において、施肥と潅水を給液管理マニュアルに従い、養液コントローラー、点滴潅水チューブ等を用いて自動的に行う潅水施肥同時方式(以下、養液土耕栽培)は、従来の栽培より窒素施用量を少なくしても生育が優れ、同等の収量を得ることができ、環境への負荷も低減できる。

野菜・花き・きのこ 平成10年(1998年)野菜花き試験場

レタス「長・野17号」は.斑点細菌病の発生及び変化球が少ない初夏どり品種として有望である

レタス「長・野17号」は、斑点細菌病の発生が少なく、晩抽性でタケノコ球の発生が少ない寒冷地から寒地の初夏どり品種として有望である。

野菜・花き・きのこ 平成10年(1998年)野菜花き試験場 営農技術センター

はくさい「長・野交19号」は根こぶ病抵抗性で黄芯病の品種として有望である

はくさい「長・野交19号」は、根こぶ病抵抗性で、球内色が黄色の夏秋栽培に適した品種として有望である。

野菜・花き・きのこ 平成10年(1998年)野菜花き試験場

加工用トマトの機械収穫栽培における収穫時期の集中回避技術

加工用トマトの機械収穫栽培において、は種時期のずらしや定植前の摘芯などによって、収穫時期の集中を回避できる。

野菜・花き・きのこ・病害虫 平成10年(1998年)野菜花き試験場

夏まきはくさいのセル成型苗は.低温・暗黒条件で10日間程度貯蔵が可能である

夏まきはくさいのセル成型苗を育苗完了後、2℃前後の野菜予冷庫で貯蔵することによって育苗完了時の苗質を保つことができ、貯蔵日数は収穫時の球内抽だいの危険を回避するため10日間程度にとどめるのが安全である。

果樹 平成10年(1998年)南信農業試験場

日本なし「南水」のカラーチャートは有袋栽培の収穫適期の把握に有効である

日本なし「南水」の専用カラーチャートは糖度など果実品質との相関があり、有袋栽培の収穫適期の把握に有効である。収穫適期の目安はカラーチャート指数2.5である。但し、貯蔵用は2.3で収穫する。

果樹 平成10年(1998年)果樹試験場

秋冬季加温栽培における電照処理は「巨峰」の新梢育成.果粒肥大促進に有効である

秋冬季加温栽培「巨峰」に対して照度50ルクス以上で3時間の暗期中断電照処理を行うことにより葉面積が増加し、果粒重、収量が増加する。

作物 平成10年(1998年)中信農業試験地

認定品種「あきたこまち」「ひとめぼれ」の栽培法

「あきたこまち」と「ひとめぼれ」の良質米安定生産のために、「ハナエチゼン」より15~20%の窒素減肥がよい。

作物 平成10年(1998年)原村試験地 

水稲奨励品種「信交485号」の栽培法

「信交485号」の良質良食味・安定多収栽培のために、「コイヒメ」の基肥水準よりやや減肥し、苗の高温管理及び密植を避けて倒伏を抑え、適正な穂肥、水管理、病害虫防除を行う。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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