研究情報

研究成果『技術情報』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「技術情報」の研究内容とその成果をご紹介します。

その他 平成18年(2006年)農総試・機械施設部

ブームスプレーヤ防除作業における作業方向・散布圧力とドリフト程度

慣行ノズルのブームスプレーヤ防除作業を無風状態で行った場合でも、左右方向よりも進行方向にドリフトする傾向があり、散布圧力をに下げても、ドリフトの程度は変わらないため、 1.5MPa 終点前に散布を終了するなど作業上の注意を要する。

その他 平成18年(2006年)農業技術課・専技、農総試・機械施設部・環境保全部、病害虫防除所、北信農改

産業用無人ヘリコプター(RCヘリ)の薬剤散布では、散布終了ラインで機体の引き起こしを行うとドリフトが発生する

RCヘリで液剤の少量散布を行う場合、散布終了ラインにおいて機体の引き起こしを行うとライン前方20m程度まで飛散するが、機体の引き起こしを行わない場合はほとんど飛散が見られない。

作物・その他 平成18年(2006年)農総試・経営情報部

耕種的技術を組み合わせた水稲の雑草防除体系の経営的評価

除草剤によらない除草技術として比較的有効な、アイガモ除草、除草機除草、米ぬか+除草機除草は農薬費の削減が可能であるが、除草作業に労働時間を要するため1時間当たりの所得は低くなる。除草剤を使用しないため、有機米や無農薬米としての付加価値販売が期待できる。

畜産 平成18年(2006年)畜試・飼料環境

播種時期の遅延が飼料用とうもろこしの生育・収量に及ぼす影響

飼料用とうもろこしの栽培で十分な収量と栄養価を確保するには、適期の播種が重要である。県内準高冷地(標高:650~800m)において、適期(5月上~中旬)を外して6月以降に播種したとき、早生または中生の品種(相対熟度: RM 115~122)は、極早生または中晩生または晩生の品種に比較して、晩播による収量や栄養価の低下が小さい傾向にある。

畜産 平成18年(2006年)畜試・飼料環境

飼料用とうもろこしの不耕起栽培における根の生育と収量の関係

飼料用とうもろこしの不耕起栽培では、耕起栽培に比較して根の生育量が少ないため引き抜き抵抗値は小さくなり、生草収量は低くなる傾向にある。

畜産 平成18年(2006年)畜試・飼料環境

「ムギ類+飼料用とうもろこし(不耕起栽培)」の周年作付け体系における品種組み合わせと年間乾物収量

ムギ類収穫後に飼料用とうもろこしを不耕起栽培する周年作付け体系では、ライムギ「サムサシラズⅡ」+飼料用とうもろこし「セシリア」、ライコムギ「ライダックス」+飼料用とうもろこし「セシリア」の組合せにより、飼料用とうもろこし「セシリア」の標準播耕起栽培に比較して、年間乾物収量はそれぞれ6%,24%増加する。

畜産 平成18年(2006年)畜試・飼料環境

「ソルガム+ライムギ」の周年作付けによる土壌中硝酸態窒素の軽減効果

ソルガム収穫後にライムギを作付ける周年作付けは、ソルガムの単作と比較して年間の窒素吸収量が多く、窒素利用率が高い。ポーラスカップで地下80cmから採水した土壌溶液中の硝酸態窒素濃度は、周年作付けすることでソルガムの単作に比較して低下し、土壌下層へ移行する硝酸態窒素の低減が期待できる。

畜産 平成18年(2006年)畜試・飼料環境

ソルガム出穂性に関するSSRマーカー検索方法

ソルガム出穂性に関する RFLP連鎖地図とイネ連鎖地図をもとにより近傍のソルガムDNAマーカーを検索するための方法としてその候補となるマーカーの選抜にアクリルア SSR ミドゲル電気泳動は有効であった。

野菜・花き・きのこ・畜産・病害虫 平成18年(2006年)畜試・飼料環境

野菜ほ場における飼料用ソルガムによる農薬ドリフト低減効果

飼料用ソルガム「リトルソルゴー」、「三尺ソルゴー」、「マイロソルゴー」、「風立」は2列まきで野菜ほ場における農薬のドリフトを低減する。

畜産 平成18年(2006年)畜試・飼料環境

飼料用とうもろこし不耕起栽培における茎葉処理剤(体系処理)の防除効果

ラウンドアップハイロードを用いた飼料用とうもろこし出芽前雑草生育期の雑草防除では、同剤のみの処理では以後の雑草防除が不十分で、飼料用とうもろこし生育期に、ゲザノンフロアブル或いはワンホープ乳剤を体系処理剤として用いることで高い除草効果が得られる。

畜産 平成18年(2006年)畜試・肉用牛部

グリセリンとシュクロースの混合液を凍結保護養液に用いた牛凍結胚ダイレクト移植法

牛胚移植において、20%子牛血清加PBSの基礎培地に、1.36Mグリセリンと0.25Mシュクロースを溶解した混合液を凍結保護溶液として形態ランクA~Aーの胚を凍結し、融解後にダイレクト(直接)移植できる技術を開発した。

畜産 平成18年(2006年)畜試・酪農部

パーティクルセパレーターはTMRの粒子サイズ分布の調査に有効である

ペンシルバニア州立大学が開発したパーティクルセパレーターはTMRの粒子サイズ分布の調査に有効である。

野菜・花き・きのこ・病害虫 平成18年(2006年)野花試・佐久支場

ブロッコリー花茎空洞症の発生要因

ブロッコリーにおいて収穫期に花茎髄部が空洞となる花茎空洞症(ホローステム)は窒素施肥量が増えるにしたがって発生が増加する。窒素施肥量を減らすことで花茎空洞症の発生を低減できる。発生には品種間差が認められる。

野菜・花き・きのこ・病害虫 平成18年(2006年)野花試・佐久支場

レタス葉柄褐変症の発生要因

レタス葉柄褐変症はレタスが成熟する過程で発生し、熟度が増すほど発生は増加する。また、土壌が乾燥した環境において多量の降雨や潅水などによる極端な土壌水分の変化により発生が助長される。発生には品種間差が認められる。

野菜・花き・きのこ・病害虫 平成18年(2006年)野花試・佐久支場・野菜部・病虫土肥部

レタス根腐病耐病性品種の品種特性

レタス根腐病耐病性品種として、レース1に対しては球レタス8品種、非結球レタス3品種、レース2に対しては球レタス3品種、非結球レタス1品種が細菌性病害等に対する耐病性や一般特性が優れ、実用性が高い。

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農業関係試験場について

長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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