研究情報

研究成果『作物』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「作物」の研究内容とその成果をご紹介します。

試行技術 平成19年(2007年)大地くん開発委員会  (農業技術課、農総試・環境保全・経営情報、農事試・病虫土肥、果樹試・病虫土肥、野花試・佐久支場、中信試・畑作栽培)

土壌診断施肥診断システム「大地くん」Ver.3.1の開発

土壌診断施肥診断システム「大地くん」Ver.3.1は、データベースソフトMicrosoft Accessを基本ソフトとしてWindows2000以降のOSにも対応でき、これまでの土壌診断機能も加味して窒素、りん酸、加里の施肥設計が可能である。

試行技術 平成18年(2006年)農総試・経営情報

農薬適正使用ナビゲーションシステムにより農薬防除計画作成および農薬使用基準判定を行うことができる

農薬適正使用ナビゲーションシステム(農薬ナビ)は、農薬使用基準の適否判定が可能であるため、有効成分総使用回数を含めた正しい防除計画が作成できる。これにより、安全・安心な農作物生産に繋げることが可能となる。

試行技術 平成18年(2006年)農事試・作物部、農業技術課・専技、佐久・上小・松本・北安曇・北信農改

雑草イネ(トウコン)の除草剤による体系防除

手取り防除が不可能な程度までトウコンが激発している移植栽培の圃場において、防除に有効成分を含む除草剤で『初期剤+初中期剤+中期剤』の体系防除を行った場合、2年目には手取り防除が容易な状態まで収束する。手取り防除が困難な程度の圃場では、有効な成分を含む除草剤で『初期剤+初中期剤』の体系防除で同様の状態となる。手取り防除は、脱粒と種子の生き残りを防ぐ観点からトウコンの出穂後10日以内に行う。

試行技術 平成18年(2006年)農事試・作物部、農業技術課・専技、北信農改

水稲湛水直播栽培におけるカルパー紛粒剤16の等倍量被覆処理技術

水稲湛水直播栽培におけるカルパー粉粒剤 16 の等倍量被覆処理は、乾籾の 2 倍量被覆と同等の生育、収量が得られる。被覆籾の重量減による労力軽減、被覆作業時間の省力、資材費軽減が図れる。

試行技術 平成18年(2006年)農事試・作物部

水稲の有機栽培におけるプール育苗の管理技術

トンネル式の場合、換気は苗の徒長を防ぐため伏せ込み時から行い、気温上昇に伴い早めに被覆資材の除去を行う。無化学肥料による中苗育苗では、必要窒素量目安により無肥培土との組合せを判断し、育苗期間中の葉色を SPAD 値で確認し適宜、追肥を行う。

普及技術 平成18年(2006年)中信試・畑作栽培、南信試・栽培部、下伊那農業改良普及C

あわ「しなのつぶ姫」(中信系3)は倒伏に強く、収量性の高い品種である

あわ「しなのつぶ姫」 (中信系3)は「粟信濃1号」に比較して短桿で倒伏に強く、早生で、収量性の高い粳性品種である。

普及技術 平成18年(2006年)中信試・畑作育種、農事試・作物部・原村試験地

大豆認定品種「すずろまん」(東山204号)は、小粒で外観品質に優れ納豆原料に適する

大豆「すずろまん」(東山204号)は、「すずこまち」より子実が小さく球形で外観品質に優れ、納豆加工適性が高い。ウイルス病と紫斑病に強く、収量は標播で「すずこまち」並かやや多い。中生種で、高冷地を除く地域での栽培に適する。

普及技術 平成18年(2006年)農業技術課・専技、上小・松本・北安曇・長野・北信農改、農総試・機械施設部、中信試・畑作育種部、農事試・作物部

耕うん同時畝立て播種機を用いた水田転換畑の麦類・大豆・そば栽培技術

耕うん同時畝立て播種機(北陸農業研究センター開発)を用いて水田転換畑(特に排水不良条件ほ場)で麦類・大豆・そばの栽培をすると、出芽・生育が向上するため安定栽培が可能である。

普及技術 平成18年(2006年)農事試・育種・作物・原村試験地

水稲「たかね紫」(信交糯147号)は、早生で耐冷性の強い紫黒糯品種である

水稲「たかね紫 」(信交糯147号)は、成熟期が「カグヤモチ」よりやや遅い早生で、脱粒性が難、耐冷性が強の紫黒糯品種である。特に高冷地では、あざやかな紫黒色になる。果皮の色素を利用して、赤飯、紫もち等に加工利用できる。

技術情報 平成18年(2006年)中信試・畑作育種部

ダイズ紫斑病のチオファネートメチル耐性菌は県内に広く存在する

ダイズ紫斑病(Cercospora kikuchii)のチオファネートメチル(トップジンM)耐性菌は県内の大豆産地に広く存在する。

技術情報 平成18年(2006年)農事試・病虫土肥部

有機質肥料を用いて育苗した水稲苗の形質

無肥培土に有機質肥料を混合した培土でプール育苗したときの苗の草丈、窒素吸収量等の形質を肥料の種類、量、培土への混合時期等で比較すると、それぞれ違いが見られる。

技術情報 平成18年(2006年)農総試・経営情報部

耕種的技術を組み合わせた水稲の雑草防除体系の経営的評価

除草剤によらない除草技術として比較的有効な、アイガモ除草、除草機除草、米ぬか+除草機除草は農薬費の削減が可能であるが、除草作業に労働時間を要するため1時間当たりの所得は低くなる。除草剤を使用しないため、有機米や無農薬米としての付加価値販売が期待できる。

技術情報 平成18年(2006年)中信試・畑作育種部

ルチン高含有そば品種「サンルチン」の特性

ルチン高含有そば品種「サンルチン」は、「そば信濃 1 号」と比較してルチン含量が 3.9 倍と高く、収量性も同等であるが、耐倒伏性が劣る。

技術情報 平成18年(2006年)農事試・作物部、農業技術課・専技、松本農改

水稲有機栽培における米糠.深水管理.水田除草機の雑草防除に対する交互作用

トンネル式の場合、換気は苗の徒長を防ぐため伏せ込み時から行い、気温上昇に伴い早めに被覆資材の除去を行う。無化学肥料による中苗育苗では、必要窒素量目安により無肥培土との組合せを判断し、育苗期間中の葉色を SPAD 値で確認し適宜、追肥を行う。

普及技術 平成17年(2005年)農事試 農総試 農業技術課 防除所

イネいもち病(葉いもち病)の感染予測に発生予察支援装置およびMyBLASTAM(長野県版)が有効である

発生予察支援装置および MyBLASTAM (長野県版)によって、圃場単位の局地的な要約イネいもち病(葉いもち)の感染予測ができ、防除要否、防除適期を判断する情報として活用できる。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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