研究成果『作物』
長野県農業関係試験場にて取り組んだ「作物」の研究内容とその成果をご紹介します。
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試行技術 平成20年(2008年)農事試(作物部)、農業技術課(専技)
水稲移植栽培において15株/㎡(50株/坪)までの栽植密度低減は慣行並みの収量を確保できる低暖地でのコシヒカリ移植栽培において、栽植密度を 15 株/㎡(株間 22cm、50 株/坪)まで低減しても慣行並みの収量を安定的に確保できる。 |
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普及技術 平成20年(2008年)農事試(作物部・病虫土肥部・原村試験地)、農業技術課(専技)
水稲プール育苗法は慣行育苗法と同等の苗質が得られ省力的な育苗法である水稲プール育苗法は、慣行育苗法と同等の苗質が得られて、灌水と換気作業が省力的で、苗立枯病(リゾープス属菌、ピシウム属菌及びフザリウム属菌)に対し発生抑制効果が認められる育苗法である。 |
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普及技術 平成20年(2008年)農事試(作物部・育種部)
水稲「天竜乙女(伊那28号)」は良質・良食味で安定収量が得られる晩生品種として有望である安定多収、耐病性の水稲晩生認定品種「天竜乙女」は、既存品種「秋晴」に比較して、やや多収、良食味で夏越しの食味低下も少なく、またふ割れによる黒すじ症状の発生も少ない。「秋晴」に代わる有望品種として今年度認定品種に採用された。 |
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技術情報 平成20年(2008年)農事試(病虫土肥部)
降雨がなくともイネいもち病(穂いもち)は発生する感染源が確保されている場合、降雨がなくとも穂いもちが発生する場合がある。 |
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技術情報 平成20年(2008年)農事試(病虫土肥部)
イネいもち病(葉いもち)の感染に及ぼす強雨の影響「発生予察支援装置」、「クロップナビ」による葉いもち感染条件の判定で、感染源が確保されている圃場においては、強雨により感染好適条件を免れた場合でも感染している可能性がある。 |
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技術情報 平成20年(2008年)農事試(病虫土肥部)
水稲種子の浸種・催芽中でのイネばか苗病の2次伝染程度健全籾を汚染籾と同一容器内で浸種・催芽すると、催芽方式や催芽時間により程度は異なるが、汚染籾から健全籾へ高率にばか苗病の伝染がおこる。 |
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技術情報 平成20年(2008年)農事試(病虫土肥部)
全量基肥法により栽植密度と施肥量を変えて水稲を栽培した時の生育と収量全量基肥施肥法で栽植密度を減らして水稲を栽培すると長稈化し、茎の分げつ様相も標準植えと異なる。面積あたりの穂数は減少するが、1穂あたりの籾数が増える傾向がある。また疎植栽培において基肥を 15~20%程度減肥しても収量はほぼ同等であった。 |
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技術情報 平成20年(2008年)農事試(病虫土肥部)
キノコ廃培地(コーンコブ)堆肥のリン酸分を利用した水稲栽培リン酸含有率の高いキノコ廃培地(コーンコブ)堆肥を 500~750kg/10a(リン酸にして 6.6 ~9.9kg/10a相当)をリン酸肥料の代わりに施用して水稲を栽培しても慣行と同等の収量が得られる。 |
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技術情報 平成20年(2008年)農総試(機械施設部)
産業用無人ヘリコプター防除作業時の防薬ネット敷設によるドリフト低減産業用無人ヘリコプター(RCヘリ)防除作業時に、高さ2m、目合い1mmの防薬ネットを敷設すると、隣接作物へのドリフトを低減できる。 |
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技術情報 平成20年(2008年)農総試(経営情報部)
フィールドサーバは画像を含むほ場情報をリアルタイムで取得できるフィールドサーバは、気温、湿度、日射量、土壌水分、ほ場画像等の各種ほ場情報をリアルタイムに収集することができる。収集データは一般的なウェブブラウザで閲覧することが可能である。 |
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普及技術 平成19年(2007年)中信試・畑作育種
だいず「あやみどり」(東山青211号)は良質で栽培しやすい青大豆であるだいず「あやみどり」(東山青211号)は「信濃青豆」より晩熟な青大豆で、倒伏などの障害が少なく栽培しやすい。ダイズモザイクウイルスと紫斑病に強く病害粒の発生がほとんどなく、種皮、臍、子葉が緑色で外観品質に優れ、豆腐の食味が良い。 |
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普及技術 平成19年(2007年)農事試・作物、農業技術課・専技、松本農改
パン用小麦品種「ユメアサヒ」の播種量と施肥管理技術パン用小麦「ユメアサヒ」において、播種量は、生育前半に茎数が充分確保される場合には慣行 20%減程度とする。施肥管理は、基肥窒素量を慣行 20%減程度とし越冬前後の過繁茂を抑制し、2 回の分肥体系とする。茎立期に N 3.0kg/10a の追肥を行うことで収量増、さらに出穂後に N 3.0~5.0kg/10a の追肥を行うことでタンパク質含有率を高めることにより、高品質多収となる。 |
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普及技術 平成19年(2007年)農事試・作物・病害虫土壌肥料、農総試・経営情報、畜試・肉用牛、佐久農改
飼料イネ利用のための「ふくおこし」の栽培特性と収穫開始期判定技術「ふくおこし」は、慣行の「コシヒカリ」に比べ倒伏が少なく多収であり、収穫開始期は 5~6 日早い。サイレージ品質を考慮した収穫開始期は、帯緑色籾歩合が 52%の時点とする。 |
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普及技術 平成19年(2007年)農事試・作物、農業技術課・専技
カルパー粉粒剤16等倍量被覆籾の加温処理と保存技術等倍量被覆籾は、2 倍量被覆籾と同様の加温処理による出芽促進効果がある。播種日の延期が予想される場合は、未加温のまま被覆から 7 日以内の期間で 9~10℃の低温保存をし、播種直前に加温処理する。 |
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技術情報 平成19年(2007年)農事試・病害虫土壌肥料
イネドロオイムシのフィプロニル半数致死量平成 19 年に上高井郡高山村の Dr.オリゼプリンス粒剤(フィプロニル・プロベナゾール粒剤)を苗箱施薬した圃場においてイネドロオイムシが多発した。圃場より採取した越冬成虫について薬剤感受性検定を実施した結果、フィプロニルに対する半数致死量が新潟県や山形県のフィプロニル感受性低下事例並の値であった。 |










