研究情報

研究成果『野菜・花き・きのこ』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「野菜・花き・きのこ」の研究内容とその成果をご紹介します。

試行技術 平成29年(2017年)野花試・環境部、野菜部

うね成型ロータリーと施肥機を組合わせた部分施肥によるキャベツの窒素減肥栽培

キャベツ栽培において耕うん同時うね成型ロータリーとトラクター装着型施肥機を組合せた部分施肥により20%程度の窒素減肥が可能である。

試行技術 平成29年(2017年)野花試・花き部

ストックアイアン系品種の秋作型における品質向上技術

ストックアイアン系品種の秋切り作型において、ハウス全体または有孔農POフィルムのトンネル被覆による定植後4週間の高温処理は花芽分化を抑制し、節数の増加により切り花長が長くなり、品質を向上させる。

試行技術 平成29年(2017年)野花試・育種部、野菜部

イチゴ「長・野53号」は果実品質に優れ、うどんこ病に強く、商品果率が高く多収で夏秋どり作型向け品種として有望である

イチゴ「長・野53号」は果実品質に優れ、うどんこ病に強く、着色異常果や芯止まり症状の発生が少なく、盛夏期の株疲れによる収量の落ち込みが小さく多収で夏秋どり作型向けイチゴとして有望である。

試行技術 平成29年(2017年)野花試・育種部、野菜部

アスパラガス「長・野交51号」は春どり収量が多く、若茎頭部の締まりに優れる紫アスパラガスである

アスパラガス「長・野交51号」は紫アスパラガス品種であり、既存の紫色品種より春どり収量が多く、可販率が高く、若茎頭部の締まりに優れる。紫色の着色も優れ、緑色品種「ウェルカム」より太もの比率が高く、甘みが強い。

試行技術 平成29年(2017年)野花試・野菜部

トマト及びカラーピーマン施設栽培ではCO2群落内局所施用が収量向上に有効である

トマト及びカラーピーマン施設栽培で液化二酸化炭素と多孔質チューブを用い、CO2濃度を夏秋期約440ppm、冬期約500ppmに設定して朝から夕方まで群落内局所施用を行うと、施設内のCO2濃度が外気より高く維持されて収量が向上する。

普及技術 平成29年(2017年)野花試・野菜部

トマト養液栽培における草勢の強い台木と無底ポットを活用した増収と省力化技術

養液栽培方式(ハンモックベンチ吸い戻し式)におけるトマト栽培で、草勢の強い台木を用いた接ぎ木苗と無底ポットを組み合わせることにより、慣行(自根苗の通常定植)以上の収量が得られ、定植及び株除去の作業時間が短縮され省力化となる。

普及技術 平成29年(2017年)野花試・野菜部、環境部

廃液を出さない養液栽培方式「ハンモックシステム吸い戻し式」はトマト及びカラーピーマンの栽培に適する

ハンモックベンチ吸い戻し式は、自力施工が可能な簡易な構造の養液栽培方式であり、トマト及びカラーピーマン栽培で適用性が認められる。慣行のかけ流し栽培より収量が向上し、肥料や水の利用効率が高く、廃液を出さない環境にやさしい栽培方式である。

普及技術 平成28年度(2016年度)野菜花き試験場佐久支場、環境部

レタスべと病防除にゾーベックエニケードが有効である

レタスべと病防除にゾーベックエニケードの 5,000 倍液を散布する。本剤の有効成分であるオキサチアピプロリンは新たな作用機構を有する新規化合物である。

普及技術 平成28年度(2016年度)野菜花き試験場 環境部

レタスのネグサレセンチュウ防除にネマキック粒剤が有効である

レタス定植前のネグサレセンチュウ防除にネマキック粒剤を 10a当たり 20kg 全面土壌混和処理する。蚕に対して長期間毒性があるので、桑園付近では使用しない。

普及技術 平成28年度(2016年度)野菜花き試験場環境部

キャベツ黒斑細菌病防除にドイツボルドーAが有効である

キャベツ黒斑細菌病防除にドイツボルドーAの 500 倍液を散布する。

普及技術 平成28年度(2016年度)野菜花き試験場環境部

セルリー軟腐病防除に微生物農薬マスタピース水和剤が有効である

セルリー軟腐病防除にマスタピース水和剤の 1,000 倍液を散布する。

普及技術 平成28年度(2016年度)野菜花き試験場環境部

ズッキーニ軟腐細菌病防除に、Zボルドー、スターナ水和剤、微生物農薬バイオキーパー水和剤が有効である

ズッキーニ軟腐細菌病防除に、Zボルドー 500倍液、スターナ水和剤 1,000倍液、バイオキーパー水和剤 1,000倍液のいずれかを散布する。

普及技術 平成28年度(2016年度)野菜花き試験場環境部

県下各地で採集したコナガに対する各種殺虫剤の効果

県下各地で採集したコナガに対して、ゼンターリ顆粒水和剤、スピノエース顆粒水和剤、アファーム乳剤は効果が高く、次いでトルネードエースDF、プレオフロアブル、パダンSG水溶剤も概ね効果が高かった。プレオフロアブル、コテツフロアブル、アクセルフロアブル、プリンスフロアブルの効果は採集地点によってばらついた。

普及技術 平成28年度(2016年度)野菜花き試験場 佐久支場

レタスべと病防除にザンプロDMフロアブルが有効である

レタスべと病防除にザンプロDMフロアブルの 1,500 倍液を散布する。

普及技術 平成28年度(2016年度)野菜花き試験場環境部

ピーマン(施設栽培)のジャガイモヒゲナガアブラムシおよびモモアカアブラムシ防除に生物農薬のギフパールが有効である

ピーマン(施設栽培)のジャガイモヒゲナガアブラムシおよびモモアカアブラムシ防除に、10aあたり 100ml(約 250 頭)のギフパールを、アブラムシ発生初期に1週間間隔で2~4回放飼する。ギフパールは、アブラムシ類の天敵寄生蜂ギフアブラバチをボトル製剤にした生物農薬である。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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