研究情報

研究成果『畜産』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「畜産」の研究内容とその成果をご紹介します。

技術情報 平成28年(2016年)畜試・飼料環境部、農業技術課

作溝型播種機あるいはディスクハローによる草地の簡易な植生改善法

作溝型播種機あるいはディスクハローにより簡易更新した草地は、翌春の1番草収量が低いが、2番草以降は全面更新法との収量差がなくなる。草地の維持にはハーモニー75DF水和剤による雑草の抑制と電気柵による獣害防止が有効である。

技術情報 平成28年(2016年)畜試・飼料環境部

飼料用とうもろこし畑における堆肥施用後に行う心土破砕の効果

飼料用とうもろこし畑において堆肥施用後にサブソイラーによる心土破砕を行うことで下層土が膨軟化し、作土層の成分濃度が低下する。また作物体のカリ濃度と硝酸態窒素濃度が低下する。

技術情報 平成28年(2016年)畜試・飼料環境部・酪農肉用牛部

高消化性ソルガムのTDN推定値信頼性と糞中への子実排泄割合

高消化性ソルガムの酵素分析値から推定したTDNは消化試験による実測値と同程度であり、信頼性は高い。また、サイレージ中の子実の23%程度が糞中へ排泄される。

技術情報 平成28年(2016年)畜試・養豚養鶏部

周産期母豚の粗飼料としてワイン粕サイレージは利用できる

白ワイン粕はサイレージ化により豚の粗飼料として利用でき、周産期母豚に給与すると授乳期の食い止まりが緩和され、特に若齢母豚の子豚の発育が向上する。

技術情報 平成28年(2016年)畜試・酪農肉用牛部

TMRの1日あたりの給餌回数を増やすと泌乳ピーク以降の乳量の低下を抑制できる

TMRの1日あたりの給餌回数を2回から4回に増やすと泌乳ピーク以降の乳量の低下を抑制でき、泌乳持続性の向上に寄与する。

試行技術 平成28年(2016年)畜試・飼料環境部

ディスクハローを用いた簡易耕による飼料用とうもろこしの省力栽培技術

ライムギ後作または飼料用とうもろこし連作ほ場において、けん引型ディスクハローを使用した簡易耕及び不耕起対応播種機による飼料用とうもろこし栽培では、5t/10a程度の堆肥が投入でき、慣行栽培と同等の収量が得られる。また、作業時間の短縮と燃料消費量の節減が可能である。

試行技術 平成28年(2016年)畜試・酪農肉用牛部

乳牛の第一胃液pHが低下するルーメンアシドーシスの予防には、濃厚飼料給与時に塩・重曹混合物の添加が有効である

乳牛の分離給与において、重曹と塩を1:1で混合した重曹・塩混合物を、濃厚飼料給与時に1頭当たり100g添加すると第一胃液pHが安定し、ルーメンアシドーシスの予防に有効である。

普及技術 平成28年(2016年)畜試・飼料環境部

イタリアンライグラス「優春」は採草用品種として有望である

イタリアンライグラス「優春」は早生種の中でも出穂始期が早く、耐倒伏性、収量性に優れる。

普及技術 平成28年(2016年)畜試・酪農肉用牛部

破砕モミで穀類の50%、自給粗飼料で乾草の全量を代替した発酵TMRは、泌乳前期の飼料として利用できる。

穀類の50%を破砕したモミで代替し、自給粗飼料であるイタリアンライグラスとエンバク、アルファルファを用いた、粗飼料自給率100%の発酵TMRは、泌乳前期の飼料として利用可能である。

普及技術 平成28年(2016年)畜試・養豚養鶏部

エストロジェン製剤とPGF2α製剤の利用により未経産豚の発情時期が調整できる

未経産豚の発情開始10または11日目にエストロジェン製剤を投与することで21日後の次回発情を抑制し、PGF2α製剤の2日連続投与によりほぼ希望日に発情が誘起できる。

試行技術 平成27年(2015年)畜試・飼料環境部

飼料用とうもろこし「AX-152」はアントシアニンを高含有する極早生系統として有望である

飼料用とうもろこし「AX-152」はアントシアニンを高含有し、初期生育が優れる極早生の多収な系統である。

普及技術 平成27年(2015年)畜産試験場飼料環境部・酪農肉用牛部

スーダン型ソルガム「涼風」とイタリアンライグラス「優春」の二毛作体系による高品質粗飼料生産マニュアル

普及技術 平成27年(2015年)畜産試験場飼料環境部・酪農肉用牛部

イタリアンライグラスの省力的な栽培法と高品質ロールベールサイレージ調製法

普及技術 平成27年(2015年)畜産試験場飼料環境部

スーダン型ソルガムの散播密植栽培における出芽安定法

普及技術 平成27年(2015年)畜産試験場酪農肉用牛部

細霧送風システムはトンネル換気下のタイストール乳牛舎の暑熱対策に有効である

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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